狩猟生活を送る俳優の東出昌大に1年間密着したドキュメンタリー。狩猟で獲った鹿やイノシシを食べ、地元の人々と触れ合う日々は、彼に何をもたらしたのか。ラップグループ“MOROHA”が発する渾身の言葉と熱量が、問い続ける日々を生々しく映し出す。監督は、BiSH、クリープハイプ、藤井風など、数々のアーティストのドキュメンタリーやMVを手掛けてきたエリザベス宮地。
ストーリー
俳優・東出昌大は猟銃を手に、山へ向かった。電気も水道もない環境での暮らし。狩猟で獲った鹿やイノシシを食べ、地元の人々と触れ合う日々は、彼に何をもたらしたのか。なぜ俳優である東出昌大が狩猟をしているのか。彼が狩猟をして生命を頂き、生きながらえる生命とは何なのか。本作では、根底に混沌、矛盾、葛藤を抱える東出昌大という一人の人間が映し出される中、東出の長年の友人でもあるラップグループ“MOROHA”が発する渾身の言葉とすさまじい熱量が重なり合い、問い続ける日々がスクリーンに生々しく映し出される。狩猟とは、命とは、人間とは。MOROHAの作り出す壮絶な音楽と共に、残酷すぎる世界で生きる意志(WILL)を呼び起こす、