写真家ナン・ゴールディンの人生とオピオイド危機を引き起こした巨大な資本を相手に戦う姿を捉えたドキュメンタリー。『シチズンフォー スノーデンの暴露』のローラ・ポイトラスがメガホンをとり、ゴールディンのキャリアを振り返ると共に、彼女とその仲間たちが多くの人々の命を奪った「合法的な麻薬」の責任の所在を追及する姿を映しだす。
ストーリー
2018年3月10日、写真家のナン・ゴールディンは多くの仲間と共にニューヨークのメトロポリタン美術館を訪れていた。彼らの目的は「サックラー・ウィング」という、製薬会社を営む大富豪の多額の寄付によってその名が冠された展示スペース。そこでゴールディンたちは「オキシコンチン」という鎮静剤のラベルが貼られた薬品を放り始める。