安済知佳
ノタニ
西東京映画祭2017グランプリ作「徒花の季節に」の佐野大監督による2作の短編から成るオムニバス。19歳の山田と29歳のノタニの約半年間の日常を描く「動物園のふたり」と、難病を抱え自死を企てた綾香が奇病を患う吉野と出会う「Perfect・Nervous」にて構成。両作品ともDolce.の漫画をベースにしている。「動物園のふたり」には、『響け!ユーフォニアム』などで声優を務める安済知佳と、モデルで2017~2021年に『めざましテレビ』でイマドキガールを務めた花音が出演。2022年福井映画祭15TH短編部門観客賞を受賞。2023年第18回大阪アジアン映画祭協賛企画《芳泉文化財団の映像研究助成》上映作品。「Perfect・Nervous」は、「ベイビーわるきゅーれ」シリーズの高石あかりと、プリティーシリーズ10周年を記念し開催されたNEXT声優アーティストオーディションでグランプリに輝いた声優の藤寺美徳が出演。第19回山形国際ムービーフェスティバル2023にて高石あかりが最優秀俳優・船越英一郎賞を受賞。2024年第1回熊谷駅前短編映画祭上映作品。
「動物園のふたり」大学を休学し鬱々とした日々を過ごす19歳の山田は、ある日駄菓子屋のゲームコーナーで、29歳のノタニという女性と出会う。旅人だというノタニの奔放さに戸惑う山田だったが、その場の流れでノタニが山田の家に居候することに。一緒に暮らすうちに、山田はノタニの不思議な魅力に惹かれていった。そんなある日、二人が動物園に行ったところ、象を長時間眺めている女性を不審に思い、その女性を尾行していく。「Perfect・Nervous」動脈硬化症を抱える最上綾香は両足を切断しなければならなくなり、自死を企て丘に向かうが、未遂に終わる。その一部始終を吉野樹里という少女が見ていた。吉野は先天性全身樹木化症という奇病により木になってしまう運命にあると言い、綾香をその奇病の患者たちが収容されている病棟に連れて行く。実際に木になっていく患者たちを目の当たりにした綾香は、吉野と触れ合う中で心が揺れ動き……。
監督
脚本
脚本
原作
撮影
音楽
美術
美術
美術
編集
衣装
ヘアメイク
照明
録音、整音
音響効果
演出助手
プロダクションマネジメント
ラインプロデューサー、制作補佐
照明助手
デザインワークス
スチール