ヴィクラム
Aditha Karikalan
1950年に出版され、インドでベストセラーになった歴史小説『Ponniyin Selvan(ポンニ河の息子)』を、70年の時を経て映画化した二部作の第1弾。10世紀、南インドのタミル地方に実在したチョーラ王朝を舞台に、次期国王の座をねらう陰謀を阻止するため、王家の密使となった若く陽気な騎士デーヴァンの壮大な旅を描く。出演は「神さまがくれた娘」のヴィクラム、「ロボット」のアイシュワリヤー・ラーイ、「囚人ディリ」のカールティ。
10世紀、南インドで繁栄を極めるチョーラ王朝。しかし、首都タンジャイでは、スンダラ王(プラカシュ・ラージ)が長く病に伏し、パルヴェート侯(R・サラトクマール)を中心とした臣下たちは、次期国王の座に王子ではなく従弟の擁立を画策していた。2人の王子、長男アーディタ(ヴィクラム)と次男アルンモリ(ジェヤム・ラヴィ)が領土拡張のため、それぞれ北方と南方で戦いを繰り広げる中、父と共に都に残って実権を握るのは、聡明な王女クンダヴァイ(トリシャー・クリシュナン)。遠く離れた3人だが、不穏な動きを察知し、共にこれに対抗すべく、密使を送り出す。一方、パルヴェート侯の美貌の妻ナンディニ(アイシュワリヤー・ラーイ)は、夫を陰で操り、チョーラ王朝を揺さぶろうとする。そこには、アーディタとの過去の悲恋と確執が深い影を落としていた。愛憎と陰謀が渦巻くチョーラ王朝を舞台に、密使に選ばれた若く陽気な騎士デーヴァン(カールティ)の壮大な旅が幕を開ける……。
Aditha Karikalan
Nandini / Oomai Rani
Arunmozhi Varman
Vanthiyathevan
Kundavai
監督、脚本、製作
脚本、台詞
脚本
原作
製作
製作総指揮
撮影
音楽
美術
編集
衣裳デザイン
振り付け
[c]キネマ旬報社