MIRRORLIAR FILMS Season5
MIRRORLIAR FILMS Season5
3.7

MIRRORLIAR FILMS Season5

2024年5月31日公開、88分
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クリエイターの発掘・育成を目的とする短編映画制作プロジェクト第5弾。横浜流星主演、「栞」の榊原有佑による「MIMI」、竹中直人による壮大な群像劇「たてこもり」、漫画家・俳優の大橋裕之による「変哲の竜」、一般公募の中から選出された「NAIKU」など全6篇を収録。出演は、お笑いコンビのスクールゾーン(橋本稜、俵山峻)、プロジェクトのプロデューサーでもある阿部進之介、山田孝之、お笑いタレント・作家の又吉直樹、伊藤沙莉ほか。

ストーリー

「MIMI」臨床心理士(阿部進之介)に対し、子どもの頃に飼っていた猫・ミミとの思い出を楽しそうに語るひとりの青年(横浜流星)。だが実は、ミミは青年が作り出した架空の存在だという。そんな掴みどころのない対話のなか、ある事件の犯人である人物の真実が浮かび上がってくる……。「たてこもり」喫茶店“喫茶マーず”で働く三兄妹の賢一(橋本稜)、英二(俵山峻)、三津子(佐々木史帆)のもとにある男(土佐和成)がやってくる。男は、妻が若い男と心中し、自分も死のうとしたが死にきれずにいる。幸せな人から殺そう、と犯人に銃を突きつけられた三兄妹はそれぞれの人生で起こった不幸話を競い合う……。「変哲の竜」ある日の昼間、誰もいない公園で竜(又吉直樹)が文庫本を読んでいると、懐かしいにおいが鼻を突く。小学校時代の友人、正樹(山田孝之)の家の部屋のにおいだとひらめいた竜は、それを確かめるために正樹の家を20年ぶりに訪れる。懐かしい二階の部屋にひとり寝転がり、においを吸い込む竜。一方その頃、正樹の妻・今日子(伊藤沙莉)と正樹が言い争いをはじめ……。「NAIKU」10人の風変わりなギャングたちが、廃墟と化した工業地帯をジープで走り回る。その場を通りかかったアドマス(エリック・ヴォジェヴォディン)はギャングたちのゲームへと誘われ、辿り着いた先は、暴力的なトーナメントだった。目的のわからないゲームに困惑するアドマスだったが、対戦は次第に非人道的な争いへと化す……。「さようなら、あおいの赤いメガネンティティ」赤い眼鏡をかけたあおい(北原麻衣)はある日、田渕(巖川虎太郎)に告白される。だがその時あおいは思った、彼は本当に私のことが好きなのだろうか。私が赤い眼鏡をかけているから私のことが好きなのではないだろうか。赤い眼鏡をかけていたら誰でもいいのではないだろうか――。それが気になって仕方ないあおいはある作戦を思いつき、自転車で走り出す……。「駆け抜けたら、海。」女子大生の綾瀬みつき(松原怜香)は、親友の星野うみ(嶺結)に片想いをしている。ある日、合コンを抜け出してきた2人は閉店間際の銭湯に駆け込む。いつものようにうみの恋愛話を聞かされるみつき。そんななか、みつきは次第に自身の想いがあふれてしまい……。

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作品データ

映倫区分
G
製作年
2024年
製作国
日本
配給
アップリンク
初公開日
2024年5月31日
上映時間
88分
製作会社
MIRRORLIAR FILMS PROJECT


[c]キネマ旬報社