寺島しのぶ
清子
児童福祉文化賞を受賞した菊地澄子による児童文学『わたしの母さん』を寺島しのぶ主演で映画化。知的障がい者の両親のもとに生まれた高子。一時は周囲と違う両親を恥じたが、時は流れ、高子は障がい者特別支援施設の園長となり、母・清子と過ごした日々を回想する。共演は「だれかの木琴」の常盤貴子、「春画先生」の安達祐実。監督は「われ弱ければ 矢嶋楫子伝」の山田火砂子。
障がい者特別支援施設「愛清園」の園長・山川高子(常盤貴子)はある日、親友から母親・清子(寺島しのぶ)のことを本にしないかと声をかけられる。今でこそ福祉に従事する高子だが、かつては障がい者を疎み憎んですらいた。高子の両親が知的障がい者であり、それを恥じた時期があったからである。親友の言葉に高子は小学三年生の頃を思い出す……。同級生に母親を見られたくなくて、高子(落井実結子)は授業参観のお知らせを隠していた。だがそれを見つけた清子は授業参観にやって来る。騒がしくおどけ、同級生から失笑を買う清子。その後、両親が知的障がい者であることを知らされ、高子は動揺する。そんな高子の心を癒したのは清子の裏表のない、何より高子を愛する気持ちであった……。
清子
高子
高子(子供時代)
監督、脚本、ゼネラルプロデューサー
脚本
撮影
音楽
美術
編集
衣装
美粧
照明
録音
効果
効果
助監督
プロデューサー
[c]キネマ旬報社