「TOMORROW パーマネントライフを探して」のシリル・ディオン監督による気候変動と種の絶滅を主題にしたドキュメンタリー。6度目の大量絶滅が迫っていると知り、危機感を覚えた16歳のベラとヴィプランは、その核心に迫るべく世界を巡る旅に出る。カンヌ国際映画祭2021ドキュメンタリー映画賞ノミネート、セザール賞2022最優秀ドキュメンタリー賞ノミネート、ヨーロッパ映画賞2022ヤング観客賞受賞、横浜フランス映画祭2024上映作品。
ストーリー
自分たちの未来が危機にさらされていると確信している世代である16歳のベラとヴィプランは、動物保護と気候変動問題に取り組んでいる。過去40年間に絶滅した脊椎動物の個体数は60%以上と言われ、ヨーロッパでは飛翔昆虫の80%が姿を消しており、科学者たちはこのことを“6度目の大量絶滅”と呼んでいる。50年後には人類は生存していないかもしれないと危機感を覚えた2人は、抗議活動やストライキ、デモに参加し、環境保護団体等と関わってきたが、うまくいかなかった。そこで、映画監督で活動家のシリル・ディオンに後押しされ、気候変動と種の絶滅という2つの大きな危機の核心に迫ることを決意し、絶滅を食い止めるための答えを探しに世界を巡る旅に出る。インドではプラスチック汚染について学び、フランスでは温室効果ガス排出量の約15%を占める畜産業の実態に迫る。一方、パリでは動物行動学者ジェーン・グドールから動物と人間の関係について学ぶ。また、野生動物に出会うためケニアの大草原を訪れ、環境大国コスタリカでは現職大統領に自然再生のノウハウを聞く。2人はより良い未来のための解決策を見つけることができるだろうか?
キャスト
スタッフ
監督、脚本、プロデューサー
シリル・ディオン
脚本
ウォルター・ブーヴェ
撮影
アレクサンドル・レグリーズ
オリジナル音楽
セバスチャン・フーグ
オリジナル音楽
ザヴィエ・ポリカルプ
編集
サンディ・ボンパー
チーフサウンド技師
ロマン・ド・ゲルツル
プロデューサー
ギヨーム・トゥーレ
プロデューサー
セリーヌ・ルー
プロデューサー
ジャン=マリー・ミシェル
プロデューサー
トマ・ベネ
プロデューサー
パトリック・フルニエ
ミキサー
シリル・ホルツ
ポストプロダクションディレクター
イザベル・モラックス
ポストプロダクションディレクター
ローレンス・ハメディ・セバスチャン
サウンド編集
ヴァレリー・ドゥルーフ
サウンド編集
マーゴット・テステマール
制作ディレクター
デイヴィッド・ミトニク
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- ANIMAL
- 映倫区分
- G
- 製作年
- 2021年
- 製作国
- フランス
- 配給
- ユナイテッドピープル
- 初公開日
- 2024年6月1日
- 上映時間
- 105分
- 製作会社
- CAPA Studio=Bright Bright Bright=UGC=Orange Studio=France 2 Cinema
- ジャンル
- ドキュメンタリー
[c]キネマ旬報社