ドニ・ラヴァン
Galoup
「Stars at Noon」でカンヌ国際映画祭グランプリを、「愛と激しさをもって」でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞したクレール・ドゥニ監督が1999年に発表した戦争ドラマ。元・外国人部隊所属上級曹長ガルーは、アフリカのジブチに駐留していた時代を回想する。「ポンヌフの恋人」などレオス・カラックス監督作品の常連であるドニ・ラヴァン、「何がなんでも首ったけ」のミシェル・シュボール、ドゥニ監督作「愛と激しさをもって」にも出演しているグレゴワール・コランらが集う。日本では長らく劇場未公開だったが、2024年5月31日より4Kリマスター版が公開される。横浜フランス映画祭2024上映作品(4Kリマスター版)。
元・外国人部隊所属上級曹長のガルーは、マルセイユの自宅で回想録を執筆している。かつて暑く乾いたアフリカのジブチに駐留していたガルー(ドニ・ラヴァン)は、いつしか上官フォレスティエ(ミシェル・シュボール)に憧れともつかぬ思いを抱くようになっていた。そんななか、部隊にやってきた新兵のサンタン(グレゴワール・コラン)が社交的な性格でたちまち人気者となり、ガルーはそんな彼に嫉妬と羨望の入り混じった感情を募らせ、破滅させたいとすら思うようになる。あるとき部隊内でトラブルが起き、ガルーはその原因を作ったサンタンに遠方から一人で歩いて帰隊するよう命じるが、サンタンは途中で行方不明になってしまう。その責任を問われたガルーは、本国へ送還され、軍法会議にかけられる。
監督、脚本
脚本
原案
製作
共同製作
撮影
音楽
美術
編集
編集
衣裳デザイン
音響
音響
振付
[c] LA SEPT ARTE – TANAIS COM – SM FILMS – 1998
[c]キネマ旬報社