うんこと死体の復権:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
うんこと死体の復権
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うんこと死体の復権

2024年8月3日公開、105分
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探検家で武蔵野美術大学名誉教授の文化人類学者、関野吉晴が初監督を務め、生き物のうんこと死体が繋ぐいのちの循環の旅に迫ったドキュメンタリー。現代生活において不潔なものとされるうんことなきものにされがちな死体に着目するなかから見えてくるものとは。「NO 選挙, NO LIFE」の前田亜紀と「なぜ君は総理大臣になれないのか」の大島新がプロデューサーを務める。

ストーリー

アフリカで誕生した人類が南米最南端まで拡散した5万キロの足跡を、動力を使わずに逆ルートで辿る“グレートジャーニー”を40代で始め、足掛け10年で踏破した探検界のレジェンドとして名を馳せる75歳の関野吉晴。アマゾン奥地で自然と共に生きる狩猟採集民族・マチゲンガ族と半世紀以上の親交を持つ彼は、自身を含む現代人が自然とどう共存していくべきかを常に考えてきた。生きものと自然の循環から外れ、一方的な環境破壊を繰り返してきたヒトが、自然に対して役に立てることはないのか……。そう考えた関野は、2015年から“地球永住計画”というプロジェクトを開始。どの星よりも循環に優れた地球で、私たちが生き続けていくためにはどうしたらいいのか、考える場だ。関野はそこで3人の賢人と出会う。野グソをすることに頑なにこだわり、半世紀に渡る野グソ人生を送る伊沢正名。ウンコから生き物と自然のリンクを考察する生態学者の高槻成紀。そして、死体喰いの生き物たちを執拗に観察する絵本作家の舘野鴻。3人の活動を通じて、現代の生活において不潔なものとされるウンコ、無きモノにされがちな死体を見つめていくと、そこで無数の生き物たちが命を紡ぎ、循環の輪を繋いでいることが明らかになってきた。初監督を務めた75歳の探検家が新たに挑む“いのちの循環を辿る旅”は、果たしてどんな結末を迎えるのか……。

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作品データ

映倫区分
G
製作年
2024年
製作国
日本
配給
きろくびと
初公開日
2024年8月3日
上映時間
105分
製作会社
ネツゲン/クリエイト 21


[c]キネマ旬報社