クラーク・ゲーブル
Flint_Mitchell
「故郷の丘」のロバート・シスクが製作した1951年色彩西部劇で「北西への道」のタルボット・ジェニングスと「我が道を往く」のフランク・キャヴェットが共作した原案から、ジェニングスが脚色した。監督は「女群西部へ!」のウィリアム・ウェルマンである。撮影は「悲しみの恋」のデイヴィッド・ラクシンが担当する。主演は「風と共にさりぬ」のクラーク・ゲーブル、「闘牛の女王」のリカルド・モンタルバン、「アパッチ族の最後」のジョン・ホディアクで、以下「スピード王(1950)」のアドルフ・マンジュウ、マリア・エリナ・マルケス、「アニーよ銃をとれ」のJ・キャロル・マイシュ、ジャック・ホルトらが助演する。
1880年代のはじめ、猟人のフリント・ミッチェル(クラーク・ゲーブル)はロッキー山中にすばらしい海狸の棲息地を発見した。相棒のブレカンはこの地をインディアンに残しておくよう忠告したが彼は聞かず、そのためブラックフィート族の若者アイアンシャーツ(リカルド・モンタルバン)から攻撃を受けた。猟人たちは毎夏顔を合わせ、フリントは海狸地帯への同行者を募った。この時居合わせたインディアン娘カミア(マリア・エリナ・マルケス)はブラックフィートの酋長ベア・ゴーストの孫であった。フリントはブラックフィートに好い感情を持たせるため、結婚を約束して彼女を買い取った。2人は棲息地に出かける途中、次第に親しさを増し、ついに男の子が生まれた。アイアンシャーツは依然として反抗的であったが、老酋長ベア・ゴーストはフリントを深く愛するようになったから、彼も手が出せなかった。しかし子供の誕生祝いにカミアを訪ねたベア・フィートは、かねてブラックフィートに恨みを持つ猟人に殺され、このためアイアンシャーツはインディアンを率いてフリントらを襲った。カミアも殺され、愛児も奪いかけられたフリントは、アイアンシャーツを倒して子供を取り返したのち、永久にこの開拓地の礎になろうと、インディアンの唯中にとどまることになった。
Flint_Mitchell
Ironshirt
Brecan
Pierre
Kamiah
Looking_Glass
Bear_Ghost
Capt._Humberstone_Lyon
Gowie
Dick_Richardson
Lucien_Chennault
Tin_Cup_Owens
Roy_du_Nord
Markhead
Hoback
Cadet
監督
原作、脚色
原作
製作
撮影
音楽
美術
美術
録音
テクニカラー・カラー・コンサルタント
テクニカラー・カラー・コンサルタント
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