和田正人
大波康平
実在の芸人コンビ、タモンズをモデルにしたドラマ。大宮ラクーン吉本劇場の開館に合わせて、東京でくすぶっていた芸人でユニット・大宮セブンを結成。やがて、賞レースで結果を残すコンビが現れるが、初期メンバーのタモンズは飛躍のきっかけを掴めずにいた。出演は、ドラマ『笑うマトリョーシカ』の和田正人、「SR サイタマノラッパー」の駒木根隆介。監督は「ウタカタノトキ」の立川晋輔。第16回沖縄国際映画祭特別招待作品。
2014年、大宮ラクーンよしもと劇場のオープンに合わせて、東京の劇場でくすぶっていたタモンズ、マヂカルラブリー、GAG少年楽団などの芸人たちが集められ、大宮を盛り上げるためにユニット・大宮セブンを結成する。大宮ラクーンよしもと劇場は観客も少なく、会社からの非難や悪口など、決していい扱いではなかった。さらにコロナ禍により劇場などの活動が止まり、収入が減るなど、彼らの状況は悪化の一途を辿っていた。そんななか、大宮セブンのすゑひろがりずがM-1グランプリで決勝進出を果たし、YouTubeから人気が出て大宮セブンの活動も変わり始める。さらにR-1でマヂカルラブリー野田が優勝、M-1でマヂカルラブリーが優勝し、大宮に注目が集まるように。他のメンバーも各賞レースで結果を残し、大宮セブンの躍進が始まる。しかし、初期メンバーであるタモンズ(和田正人、駒木根隆介)は仲間の活躍を横目に、飛躍のきっかけをつかめないまま、もがき苦しんでいた。現状を打開するためにコンビ名を改名したり、新メンバーを加えてトリオになろうとしたり、明確な指針もないまま迷走を始める。そんな彼らの様子を近くで見ていた大宮セブンのメンバーは、夜中に相談に乗ったり、自身の問題と重ねたりしながらタモンズを支えていく。メンバーとの友情や応援のお陰で、芸人を目指したころの純粋な気持ちを思い出したタモンズは、ラストイヤーのM-1に挑むのだった……。
監督
脚本
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アソシエイトプロデューサー
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キャスティング
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