インドで30年近く歌う修行の道を歩んできたパルバティ・バウル。インド、バングラデシュ、日本、アメリカで歌う彼女を追ったドキュメンタリー。監督は阿部櫻子。
ストーリー
パルバティ・バウルは仏教、イスラーム教、ヒンドゥー教などどんな宗教宗派にもとらわれない修行者として、インドで30年近く歌う修行の道を歩んできた。2023年11月に来日し、岩手・一遍上人の光林寺、花巻の大償神楽、那智大社・飛瀧神社、大阪・岸和田の杉江能楽堂など、日本の修行文化の息づく場所で奉納演奏を行なった。インドでも長年アーティスト(芸能者)として見られてきた彼女が日本に来ることを望んだのは、共通する“修行”という文化背景があるからだ。彼女は芸能者としてではなく修行者として歌や舞いなどに対する独特の考えを明らかにしていき、最後に自分に最も近い行者を見つける。インド、バングラデシュ、日本、アメリカと世界で歌うパルバティ・バウルの姿を通して、黄金の河を渡った者だけが知る“いのちの在り処”を探る。
スタッフ
監督、ナレーション、撮影、編集、制作
阿部櫻子
撮影、録音
大谷耕太朗
撮影
村松辰哉
音楽
パルバティ・バウル
音楽
梶原徹也
音楽
阿部一成
編集
田中藍子
録音
甲斐隆幸
サウンドデザイン、ミックス
吉田茂一
宣伝美術
島田薫
カラーグレーディング
織山臨太郎
イラスト
伊藤武
字幕デザイン
藤井遼介
制作協力