
アリエンヌ・マンディ
Leila Hosseini
第36回(2023年)東京国際映画祭で審査委員特別賞と最優秀女優賞(ザーラ・アミール)の2冠を達成した、実話ベースの社会派ドラマ。イスラエル選手との対戦を避けるためイラン政府から棄権を強要され、人生最大の決断を迫られる女子柔道選手とコーチの葛藤を映し出す。監督は「SKIN スキン」のガイ・ナッティヴ(イスラエル出身)と、「聖地には蜘蛛が巣を張る」で第75回(2022年)カンヌ国際映画祭 女優賞を受賞したザーラ・アミール(イラン出身)。イラン代表の女子選手レイラをTV『Lの世界 ジェネレーションQ』のアリエンヌ・マンディ、コーチのマルヤムをザーラ・アミールが演じる。
イラン代表の女子柔道選手レイラ・ホセイニ(アリエンヌ・マンディ)とコーチのマルヤム・ガンバリ(ザーラ・アミール)は、イラン初の金メダルを目指し、ジョージアの首都トビリシで開催される女子世界柔道選手権に挑む。レイラは60キロ級のノックアウト方式のトーナメント戦に出場。母国イランのテヘランでは、夫や幼い息子をはじめ家族や仲間が集まり、生中継が放送されている。いよいよ大会が開幕。順調に勝ち進むレイラだったが、金メダルを目前にして突如政府から棄権を命じられる。このままレイラが勝ち進めば、決勝でイスラエルの選手と戦う可能性が出てくる。イランにとってイスラエルは激しい敵対国であり、同等の立場で試合のカードを組ませるわけにはいかない。これはイラン政府からの強制的なボイコットの命令だった。自身と人質に取られた家族にも危険が及ぶなか、怪我を装ってイラン政府に従うか、それとも自由と尊厳のために戦い続けるか。レイラとマルヤムは人生最大の決断を迫られる……。
監督、脚本、製作
監督
脚本
製作
製作
製作
撮影
音楽
編集
字幕