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納谷悟朗
沖田十三
「『宇宙戦艦ヤマト』放送50周年記念セレクション上映」と題して、『宇宙戦艦ヤマト』TVシリーズ全26話から庵野秀明氏が3プログラム×各3話を選出し劇場上映された。
第2話『号砲一発!! 宇宙戦艦ヤマト始動』ガミラスの偵察機との交戦により坊ヶ崎沖に不時着した訓練生の古代進と島大介は、帰投後に司令本部からの呼び出しを受ける。向かった地下工場の天井には巨大な宇宙船の艦尾のような建造物があり、乗り込んだエレベータの先には巨大な宇宙船のブリッジがひろがっていた。それは、人類最後の希望の船として作り上げた宇宙戦艦ヤマトだった。その時、ガミラスの宇宙空母が接近しているとの警報が鳴り響き……。第3話『ヤマト発進!! 29万6千光年への挑戦!!』補助エンジンを始動し本来の姿を現したヤマト。冥王星ガミラス前線基地のシュルツは、宇宙空母を一撃で葬り去ったその力に焦りを感じ、ヤマトを超大型ミサイルの標的にする作戦を決行する。その頃ヤマトでは、乗組員によって発進の準備が進められていた。と同時に、地球司令部は地球へ近づく超大型ミサイルを捕捉する。だが、メインとなる波動エンジンはまだ正式な稼働テストも行えておらず……。第7話『ヤマト沈没!! 運命の要塞攻略戦!!』エネルギー伝導管の修理を終え、再び航海に戻ったヤマトの右舷を遊星爆弾が通り過ぎて行く。できるだけ戦闘を避けイスカンダルへ急ぎたい沖田だが、地球へ遊星爆弾を撃ち続けるガミラス冥王星前線基地だけは見過ごせなかった。ガミラスの艦隊や超大型ミサイルの攻撃を打ち破り冥王星へ進むヤマト。だが突然、強力なエネルギーの束がヤマトへ襲いかかる。左舷を大破し死角へ逃げ込むヤマトに人工衛星を使って反射されたエネルギーが再び向かっていく。