キャロリン・ファリーナ
Audrey_Rouget
一流大学に進学するためのプレップスクールに通う上流階級の子弟、通称プレッピーたちの生活を時にシニカルに描いた青春コメディ。製作・監督・脚本を兼ねるのは自らもプレッピー出身でこれがデビューのホイット・スティルマン、撮影はジョン・トーマス(3)、音楽はマーク・スオッゾが担当。出演はキャロリン・ファリーナ、エドワード・クレメンツほか。日本版字幕は細川直子。カラー、ビスタサイズ。1990年作品。
マンハッタン、イーストサイド。プレッピーたちのグループ「サリーとその仲間」(略してSFRP)に1人の聞入者が現れる。レンタルタキシードを着た彼、トム(エドワード・クレメンツ)は毎週正装して議論やゲームに興じるメンバーたちにとってみれば場違いな存在だったが、グループのリーダー、ニック(クリストファー・アイグマン)は彼を歓迎、内気なオードリー(キャロリン・ファリーナ)もまた彼に魅かれていく。上流階級に反感を抱きつつも、いつしか彼らになじんでゆくトムだったが、オードリーの気持には気づかず、昔の恋人セレナに未練を残していた。そんなある日、グループの1人で男好きのシンシア(イザベル・ギリース)が連れてきたプレイボーイ、リック・フォン・スロネカー(ウィル・ケンプ)が新たな波紋を巻き起こす。ニックはあからさまに彼を嫌悪し、シンシアとニックは対立する。グループがしだいにバラバラになっていったある日のこと、オードリーはリックに誘われて彼の別荘に行く、心配したトムは彼女を密かに思うチャーリー(テイラー・ニコルズ)と共にオードリーを迎えに行って3人で帰途につくのだった。
Audrey_Rouget
Tom_Townsend
Nick_Smith
Charlie_Black
Jane_Clarke
Sally_Fowler
Cynthia_McLean
Fred_Neff
Rick_von_Sloneker
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