ウィリアム・S・ハート
Square Kelly
フレデリック・ブラッドベリーの原作を、例の通りランバート・ヒルヤー氏脚色および監督したウィリアム・S・ハート劇で、相手は珍しやアン・リットルである。そのほか今ユ社で2巻の活劇シリーズを作っているトム・サンチや、老女優ガートルード・クレアー夫人など出演する。
かつてはサンフランシスコの悪人街の腕利きとして悪事の数々をつくしていたケリーも、悟るところあって従軍し、弾雨の間に2年を送って、今は「正義」のケリーとまで呼ばれる正直者となり、サンフランシスコへ帰って後は法律の擁護者たる警官となった。彼は悪人の頭目ティアニーの娘ローズの清く気高い姿を見て、ますます正道を歩む喜びを痛感した。かくしてケリーの努力によって悪人は一掃され、彼はローズと新生涯に入る。
Square Kelly
Rose_Ticrncy
Mother Kelly
Tierney
Jim_kelly
Lieut._Riley
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