山の覇者
山の覇者
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山の覇者

1930年公開
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「海の復讐」「曠野に叫ぶ(1930)」と同じく・ジョージ・オブライエンの主演映画で、原作はケネス・B・クラークの小説、それをエリオット・レスターが脚色し、ドナルド・デイヴィスが台詞を書き、「地獄から来た女」「曠野に叫ぶ(1930)」のA・F・エリクソンが監督し、「浮気発散」「空中サーカス」のダニエル・B・クラークが撮影した。助演者は「最敬礼」「ツェッペリン倫敦襲撃」のヘレン・チャンドラー、「フォックス・フォリース1930年」のノール・フランシス、「情熱のメキシコ」のアントニオ・モレノ、ロイ・スチュアート、ハリー・コーディングなど。

ストーリー

美しいマーナは父親のレイノルズと2人で北部の山奥に寂しく暮らしていた。ビリーという若い樵夫が彼女の憧憬だった。あるとき樹上高く働いていたビリーは2人の悪漢がニコルス爺さんの罠にかかった銀狐を盗もうとして発見され爺さんを殺して逃げるのを見た。悪漢は確かにループとその相棒のチックらしかった。さっそく役人に報告すべく手紙を書きにレイノルズの小屋へ行った時ビリーは近く催される樵夫の酒宴に連れて行ってくれとマーナからせがまれた。彼は笑ってそれを承諾した。だが主演の日が来た時、マーナのような娘にはそれがあまり無礼講すぎて危ないと思い、ビリーは行きたがる彼女をとめた。ビリーの想像したとおり酒宴の関は荒くれ男共ばかりで乱暴極まりないものとなったがそのうち、フロシーという女のことからループはビリーと口論を始め、ビリーの帰途を擁して相棒チックと彼はビリーを襲った。ビリーはチックを射殺し辛くも危地を脱し得たが、彼に殺人の罪がかかるのを心配したララミーは傷つけるビリーを橇に載せてレイノルズの小屋へ連れ去った。マーナはビリーを介抱した。翌朝になるとループは現われマーナを脅かしたのでビリーとループの間に争闘が起こった。ビリーを殴り倒した時ループはマーナが逃げたことを知り彼女の跡を追いかけた。だが木材充満する河上を渡ろううとした際ループは足をすべらえして行方不明となる。マーナもまた激流へ落ち込みまさに危機身に迫ったが折から駆けつけたビリーに救い上げられ恋人達は互いに抱き合って喜んだ。

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作品データ

原題
The Rough Romance
製作年
1930年
製作国
アメリカ
配給
フォックス支社
初公開日
1930年
製作会社
フォックス映画


[c]キネマ旬報社