ジョン・フィリップ・ロー
Robin_Stone
性的魅力を利用してまたたくまにニュース局長にのし上がった男を描いて、テレビ界の腐敗を衝いた、ジャクリーン・スーザンの原作をサム・テイラーが脚色した作品。製作総指揮はアーヴィング・マンスフィールド、製作は「サボテンの花」のＭ・Ｊ・フランコヴィッチ、監督はＴＶ界から転出のジャック・ヘイリー・ジュニア、撮影は「荒野の七人」のチャールズ・ラング、音楽はアーティ・バトラー、編集はデイヴィッド・ブリューイットが各々担当。出演は「栄光への戦い」のジョン・フィリップ・ロー、「ショーン・コネリー 盗聴作戦」のダイアン・キャノン、ジョディ・ウェクスラー、「プロフェッショナル」のロバート・ライアン、ジャッキー・クーパー、デイヴィッド・ヘミングスなど。
ストーリー
ロビン・ストーン（ジョン・フィリップ・ロー）はわずか6週間でニュース・キャスターからニュース局長へのし上がった男だ。これはオースチン会長（ロバート・ライアン）の抜擢によるものだが、裏には会長の妻ジュディス（ダイアン・キャノン）の強い後押しがあった。番組局長シラー（ジャッキー・クーパー）をものともせず、ストーンは自分の企画を次々と成功させ、加えてその彫りの深いマスクで女たちを魅了した。ストーンと一夜、愛を交わしただけのモデル、アマンダ（ジョディ・ウェクスラー）も彼の虜となったが、ストーンにとって自分の自由を束縛するものはすべて捨て去るのみである。ストーンはアマンダとの関係を断ち、更に新しい女を開拓していった。会長夫人のジュディスもストーンの性的魅力にとりつかれ、彼とのセックスに溺れていった。突然会長が脳出血で倒れ、静養のため、2週間ヨーロッパへ赴くことになり、その間会長代理をストーンが務めることになった。もちろん反対を押し切ってのジュディスの強引な推挙だった。番組局長ミラーは辞職し、アマンダは自殺した。しかし、ストーンはますます手腕を広げていった。静養を終えた会長夫妻が戻り早速ストーンを求めるジュディスにストーンは身を隠し、強引に彼の部屋に押し入ったジュディスの見たものは、ストーンが全裸の女2人とシャワーでふざけあっているところだった。ジュディスは嫉妬に狂って女たちの服を集めて火をつけた。数日後、ストーンの友人のネルソンとアルフィーの主催するパーティーに出席したジュディスは、ストーンからネルソンに贈られたブレスレットを拾った。“ストーンはホモだ”と叫んだジュディスは殴られ唇をはらした。しかし警察署の前にはカメラの放列がストーンたちをとらえた。このスキャンダルにより、ストーンはＴＶ界から追放されることになった。
キャスト
ダイアン・キャノン
Judith_Austin
ロバート・ライアン
Gregory_Austin
ジャッキー・クーパー
Danton_Miller
デイヴィッド・ヘミングス
Jerry_Nelson
ジョディ・ウェクスラー
Amanda
スタッフ
監督
ジャック・ヘイリー・ジュニア
脚本
サミュエル・Ａ・テイラー
原作
ジャクリーン・スーザン
製作
Ｍ・Ｊ・フランコヴィッチ
製作総指揮
アーヴィング・マンスフィールド
撮影
チャールズ・ラング
音楽
アーティ・バトラー
編集
デイヴィッド・ブリューイット
字幕
太田国夫
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- The Love Machine
- 製作年
- 1971年
- 製作国
- アメリカ
- 配給
- コロムビア
- 初公開日
- 1972年2月22日
- 製作会社
- フランコビッチ・プロ作品
[c]キネマ旬報社
PR
緊迫の撮影現場の舞台裏とは？豪華キャストたちの言葉で、本作の新たな側面をひも解く！
PR
成田凌ら実力派俳優が紡ぐ、つげ義春原作、片山慎三監督最新作の唯一無二な世界の魅力に迫る
PR
痛快、爽快…それだけじゃない！上田慎一郎が『カメラを止めるな！』公開前から温めてきた作品の真髄に迫る
PR
全米＆世界で大ヒット！映画ファンと識者がひも解く、1人の女性の決意に涙する理由とは？
PR
最高の環境で映画を。 “IMAX推し”作品を毎月アップデート
PR
韓国ドラマ「愛のあとにくるもの」での日本ロケ撮影を支援！ロケ地の魅力をたっぷりお届け
PR
『グラディエーター』24年ぶりの続編『グラディエーターII 』の注目ポイントをまとめて紹介
PR
プロジェクト情報を発信。お気に入り映画館を応援し、ミニシアターの魅力を再発見しよう！
PR
ドゥエイン・ジョンソン＆クリス・エヴァンス出演『レッド・ワン』の見どころをたっぷり紹介。
PR
女性の活躍に注目する新部門も！豪華ラインナップの「第37回東京国際映画祭」の魅力をレポート
PR
映画好きなら、このためだけにも入会する価値アリな「Pontaパス」を知ろう！
"怖い"を楽しめる情報が充実！PRESS HORRORでもっとホラーが好きになる
