リオ・グランデの砦
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リオ・グランデの砦

1951年12月27日公開、西部劇
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ジョン・フォードが「黄色いリボン」に次いで製作、監督した1950年度西部劇で、彼とメリアン・C・クーパーの協同製作になるアーゴシイ・プロ作品。サタデイ・イヴニング・ポスト誌所載のジェイムズ・ウォーナア・ベラの原作をジェイムズ・ケヴィン・マクギネスが脚色、撮影は「駅馬車(1939)」のバート・グレノン、音楽監督はヴィクター・ヤングが担当する。主演は「黄色いリボン」のジョン・ウェインとベン・ジョンソン、「わが谷は緑なりき」のモーリン・オハラのほか、「仔鹿物語」のクロード・ジャーマン・ジュニア、「タルサ」のチル・ウィルス、「血と砂(1941)」のJ・キャロル・ナイシュ、「黄色いリボン」のハリイ・ケリイ・ジュニアとヴィクター・マクラグレンらが出演。リパブリック日本支社開設第1回作品。

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ストーリー

カービー・ヨーク中佐(ジョン・ウェイン)は、南北戦争でシェリダン将軍(J・キャロル・ナイシュ)の率いる北軍に参加し、シェナンド谷の妻(モーリン・オハラ)の親族の所有地を焼いたので、怒った妻は1人息子ジェフ(クロード・ジャーマン・ジュニア)を連れて別居してしまった。ヨークは西部でインディアン討伐戦に従っていたが、横暴なアパッチ族は西部を荒らしてはメキシコへ逃れるので、米軍は追うこともならず切歯扼腕するばかりであった。シェリダン将軍は彼の砦へ視察に来たが、その部下に一兵卒として息子のジェフが居り、更にそれを追って妻もついて来た。妻は息子の除隊を願ったがそれは許されず、彼女も砦に居すわることになってしまった。この時アパッチ族の大挙襲撃がありついに将軍はヨークに越境の内諾を与えた。彼を待つものが軍法会議であることを知りつつ、彼は敢然部下を指揮して長駆メキシコへ突入、アパッチの本拠を覆滅した。平和が甦り、ワシントンの軍法会議の判決を待ったヨークには、ついに何らの罰もくだらなかった。

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作品データ

原題
Rio Grande
製作年
1950年
製作国
アメリカ
配給
NCC
初公開日
1951年12月27日
製作会社
リパブリック映画
ジャンル
西部劇


[c]キネマ旬報社