恋愛古典風景:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
恋愛古典風景
恋愛古典風景
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1930年公開、恋愛
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「恋愛戦線」「活動役者」と同じくマリオン・デイヴィース主演映画で「恋愛行進曲」の原作者たるジーン・マーキーが原作脚色台詞を書き、「歓楽の孤児」「ブロードウェイ・メロディー」のハリー・ボーモンが監督し、「月光の曲」「恋愛戦線」のオリヴァー・マーシュ氏た撮影した。助演者は「恋愛戦線」「歓楽の孤児」のローレンス・グレイを筆頭に、「ハッピイ・デイス」のウォルター・カトレット、「アイスクリーム艦隊」のサム・ハーディ、ルイス・ジョン・バーテルズ、イルカ・チェイス、ジェッド・プラウティー、ナンス・オニール等である。

ストーリー

それは1900年のことである。ニューヨークのカジノ劇場に出演して人気を呼んでいたフロドラ6人娘とうたわれる評判の踊り子達があった。デイジーはその1人で、最も美しい純な娘であった。ある日舞台裏の彼女のもとに立派な花束と共に名刺が通じられた。名刺の主は名門のヴィバート家の息子ジャックであった。彼は女たらしと噂のある若者で、晩餐を共にしてもらいたいという申し込みだったが、デイジーは友達の忠告に従って、承諾したかったが断ってしまった。翌日デイジーは友達と連れ立って海辺へ遊びに出かけた。彼女は水泳中ジャックの姿を見つけたのでたちまち溺れるがごとく装って救いを求め、ジャックに救われた。それが縁となて2人は親密となった。彼女の朋輩は心配して注意したがデイジーは思うところあって交遊を続けた。彼女はジャックに真実の愛を感じ始めたのである。エール対コロンビアの蹴球戦のおりジャックはデイジーを自分の家に誘ってきたが、それは母親のヴィバート夫人の不機嫌を買うのに役立ったのみであった。しかしジャックは自分の地位として女遊びすることは遠慮はいらぬと考え、当時珍しがられていた自動車にデイジーを乗せてドライヴし、首飾りを与えて歓心を買おうとした。デイジーは自分は売女ではないと怒って自動車を飛び下りた。彼女はその後ジャックによそよそしく振る舞ったが彼が真実彼女に想いを寄せていることを知って心を許そうとした。ジャックはひと儲けしようと思って競馬でかえって大損をした。彼の母親は息子を金持ちの娘コンスタンスと結婚させて傾く家運を挽回せんと考え、ジャックに内密でデイジーに息子と手を切ってもらいたいと頼んだ。とは知らぬジャックはデイジーを口説いて金の無い男に用はないと断られて憤慨した。数カ月後ジャックは自動車事業で巨万の富を得、かつデイジーの恋心の真相を知って、彼女の出演している舞台に踊り出て彼女を連れだし、外に待たして置いた母親と共に教会へ急いだのである。

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作品データ

原題
The Florodora Girl
製作年
1930年
製作国
アメリカ
配給
MGM支社
初公開日
1930年
製作会社
M.G.M.映画
ジャンル
恋愛


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