アラン・フリード
Alan Freed
先頃、世界各地で公開の際、ティーン・エイジャーの観客層による騒動をひき起こした問題作である。観客席の若い男女に狂熱的な興奮を与えた”ロック・アンド・ロール”は通称リズム・アンド・ブルースといわれるもので、黒人の踊りに類似した強烈なリズムを持つ。本編は、リズム・アンド・ブルースの元祖ビル・ヘイリーとそのコメッツ始め、ザ・プラターズ、トニー・マルティネスとそのバンド、フレディ・ベルとベルボーイズ、アラン・フリードなど有名楽団や芸能人が大挙出演して、”ロック・アラウンド・ザ・クロック””オンリー・ユー”など十数曲を演奏。リサ・ゲイとアール・バートンが”ロック・アンド・ロール”の踊りを見せる。ロバート・E・ケントとジェームズ・B・ゴードンの脚本を「死刑囚2455号」のレッド・H・クラインが撮影、フレッド・カーガーが音楽監督をそれぞれ担当した。黒白、1956年作品。
楽団マネージャーのスティーヴ(ジョニー・ジョンストン)が新スタイルの強烈なジャズに注目したことから、バンド・リーダーのビル・ヘイリー(ビル・ヘイリー)が各地で演奏して大当たりをとり、踊り子のリサと結ばれる。
Alan Freed
Steve Hollis
Corinne Talbot
Lisa Johns
Mike Dennis
Corny LaSalle
監督
脚本、原作
脚本、原作
製作
撮影
音楽監督
振り付け
[c]キネマ旬報社