マリオン・デイヴィス
Patricia_O'Day
リダ・ジョン・ヤング氏の原作になる舞台劇をルーサー・リード氏が脚色し、「背中を掻いて頂戴」「蜂雀」等と同じくシドニー・オルコット氏が監督した。主役は「武士道華やかなりし頃」「アダムとエヴァ」等と同じくマリオン・デイヴィース嬢。相手役は「影に怖えて」等出演のハリソン・フォード氏、「愛の栄光」等出演のマーロン・ハミルトン氏である。
パトリシア・オディというアイルランドの娘は死んだ兄の身代わりとなって男装してニューヨークへ来て、兄の貰うべき財産を継承しようとする。その財産は、彼女が貰わなければラリーの手に入るのであるが、彼女はラリーに恋してしまう。当時ラリーはロバート・フルトンを後援して彼の発明した蒸気船に投資しようとしていたのでパトリシアの来たのを喜ばなかったが、パトリシアは金を出すことを約して、世界清書の蒸気船クラーモント号はハドソン河に浮かぶことができた。やがてパトリシアの素性は知れ、彼女はラリート結婚して幸福になる。
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