滝沢秀明が監督初挑戦!Snow Man単独初主演の舞台「滝沢歌舞伎 ZERO」が映画化
2006年に誕生以来、大盛況を続けてきたエンタテインメント「滝沢歌舞伎」。2019年には、滝沢秀明演出、当時CDデビュー前だったSnow Man出演による「滝沢歌舞伎 ZERO」として生まれ変わった人気舞台が、『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』としてスクリーンに登場することが決定した。
当初は、今夏の舞台上演が予定されていた本作。しかし、猛威をふるうコロナウイルスの影響により、泣く泣く見合わせる事態となっていた。そんななか、制作サイドのジャニーズ事務所と松竹では「公演を待ち望んでいるお客様がたくさんいらっしゃる」こと、そして「こんな時だからこそ皆さまに笑顔を届けたい」「エンタテインメントの力を信じたい」という前向きな想いから、“舞台と映像を融合させた新しいエンタテインメント”としての制作に至ったという。
主演は、舞台より続投となるSnow Manの深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介。ジャニー喜多川製作総指揮による『映画 少年たち』(19)に出演し、今年1月には待望のCDデビューを果たした彼らにとって、これが映画単独初主演となる。
そして監督を務めるのは、いまやジャニーズ事務所の副社長でもあるタッキーこと滝沢秀明だ。初上演以降、企画・構成・総合演出であるジャニー喜多川と共に「滝沢歌舞伎」のクオリティを高めてきた彼が、自ら映画化に挑戦する。また振付には、舞台と同じく五関晃一(A.B.C-Z)が担当することも決定し、まさにベストな布陣と言えるだろう。
年内公開に向けての制作が進められているが、気になる内容は、ダンスやアクロバット、腹筋太鼓、鼠小僧といった舞台版の要素はもちろん、映画ならではの物語を融合させた形で、滝沢歌舞伎の魅力である日本の美や日本人の力強さ、そして悲しみや喜びといったエモーショナルな部分も描きだしていくという。
さらに、観客自身がまるで舞台にいるかのようなリアルな映像を作るための施策を検討中とのことで、期待が高まらずにはいられない!
撮影は夏から始まり、舞台パート部分は無観客での撮影が予定されている。常に進化し続ける「滝沢歌舞伎」のさらなる飛躍を、スクリーンで体感できる日を楽しみに待ちたい。