山下智久がバーチャル記者会見に参加!心理サバイバルスリラー「THE HEAD」がいよいよ配信
6月12日(金)に世界公開される(※日本国内では同日22時から)Huluオリジナルの連続ドラマ「THE HEAD」のバーチャル記者会見が4日に開催され、世界各国から主要キャストと製作陣が参加するなか、日本からは同作に出演している山下智久が参加した。
本作は、南極の科学研究基地を舞台に、見るも無残な遺体となって発見された7人の研究員と、行方不明者および生存者の身に起こった事件の真相に迫っていく心理サバイバルスリラー。エミー賞を受賞した世界的ヒットドラマ「HOMELAND/ホームランド」でエグゼクティブ・プロデューサーを務めたラン・テレムが製作総指揮を担当し、山下を含め、様々な国籍のキャストが集結している。
当初、6月上旬にスペインで記者会見がおこなわれる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響から、急遽、”バーチャル”で世界同時配信することに。世界各国のスタッフ&キャストがオンラインで顔をそろえた会見では、作品への期待の高さを証明するように、各国の記者から次々と質問が寄せられ大盛況を見せた。
製作総指揮のテレムは、「登場人物たちが本当のことを言っているのかわからないうえに、被疑者が誰かもわからない、画期的なストーリー展開だと思います」と自信をのぞかせると同時に、「それぞれ違う母国とアクセント、演技スタイルを持った素晴らしいキャストが集まって圧巻のアンサンブルを繰り広げ、ドラマにエネルギーを注入してくれています」と、作品の魅力を語った。
一方、会見に臨んだ山下は、「世界の皆さんと、この物語を共有できることにとても興奮しています」と力を込めて話すと、「僕が演じたアキのキャラクター性については、ホルヘ監督とランとたくさん話をしました。彼のバックグラウンドをつかんだあと、自分で役の名前を考える機会をいただけたので、『アキ』という名前に決めました。『アキ』は日本語で『秋』。暑くも寒くもなる季節です。アキは頭が良く、強くて直感的であると同時に、ミステリアスな面も隠し持っていて、とても興味深い人物です」と、自らが演じる役について説明した。
また山下は、本作のエンディングテーマ曲も担当。「『THE HEAD』のロケをしている時点ではまだ決まっていなかった」そうだが、撮影時の経験は大きかったようで、「作詞をする時はずっと、ロケで訪れたアイスランドの風景を思い出しながら取り組みました」と、あらためて作品への思い入れの強さをにじませた。
キャスト陣や会見の斬新さはもちろん、観る者の度肝を抜くストーリーにも期待が高まる「THE HEAD」。超大型国際プロジェクトの配信を、あと少し待ちたい!
文/トライワークス