ビヨンセがディズニーと100億円超の契約交渉中、『ブラックパンサー』続編に参加へ!?
全世界興行収入16億ドルを超えるメガヒットを記録した『ライオン・キング』(19)でヒロインのナラの声を担当し「愛を感じて(Can You Feel The Love Tonight)」を歌ったビヨンセが、ディズニーと新たに3つのプロジェクトで契約交渉中であると「The Sun」が報じている。その契約金額は、なんと約1億ドル(約109億円)にも及ぶとのことだ。
ある関係者は「ビヨンセはディズニーの主要なプレイヤーであり、ディズニーブランドにぴったり」と語っており、現在交渉中の契約が成立すれば、来年公開予定のマーベル・シネマティック・ユニバース最新作『Black Panther2』のサウンドトラックに参加することになるほか、ディズニープラスで配信されるドキュメンタリー作品でナレーターなどの声の出演を果たすことも検討されているとか。
『オースティン・パワーズ ゴールドメンバー』(02)でスクリーンデビューを飾ったビヨンセは、『ドリームガールズ』(06)でゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)にノミネート。プロデューサーも兼任した『キャデラック・レコード 音楽でアメリカを変えた人々の物語』(08)では主演とプロデューサーを兼任。また多くの作品のサウンドトラックにも参加しており、『ライオン・キング』で歌唱を務めた「Spirit」はゴールデン・グローブ賞歌曲賞にもノミネートされている。
先日、新型コロナウイルスの前線で働く医療従事者を支援するためにABCで放送されたディズニーの番組「The Disney Family Singalong」では、『ピノキオ』(40)の主題歌として知られる「星に願いを」を披露したビヨンセ。4月にはNetflixと、3つのプロジェクトに関して総額6000万ドル(約67億円)におよぶ契約を締結したことが報じられたばかり。映像業界での動向に注目が高まるなか、今後、彼女がどのような形でディズニーとコラボレーションを果たすのか。大いに注目しながら続報を待ちたい。
文/久保田 和馬