ベン・スティラー監督作にオスカー・アイザックが主演!
「スター・ウォーズ」シリーズでレジスタンスの凄腕パイロット、ポー・ダメロン役を演じたオスカー・アイザックが、『LIFE!』(13)など、俳優としても活躍するベン・スティラーが監督する新作映画『ロンドン(原題:London,)』で主演を務めることがわかったと米「Variety」が報じている。
『ロンドン』は北欧ミステリー作家、ジョー・ネスボの短編小説をもとにしたスリラー映画。プロデューサーはアイザックとスティラーが務め、原作者のネスボと『THE INFORMER/三秒間の死角』(19)のニクラス・サロモンソンが製作総指揮を務める。脚本は、『フォレスト・ガンプ 一期一会』(94)や、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(08)、『アリー/ スター誕生』(18)などを手掛けたエリック・ロスが担当する。
このプロジェクトは、アイザックが映画化権を獲得し、スティラーとロスに声をかけたのが始まりだという。配給を担当するライオンズゲートの社長は、「このプロジェクトのために集まった素晴らしい映画制作チームだ」と述べた。「ベン・スティラーの最近の監督作であるドラマ『エスケープ・アット・ダンネモラ~脱獄~』は驚異的な作品だった」「アイザックはダイナミックで魅力的なパフォーマンスを提供するだけでなく、信じられないほどのエネルギーと情熱を持っている」など、チームへの期待も語っている。
アイザックといえば、コーエン兄弟の監督作でアダム・ドライバーと共演した『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』(13)でブレイク。演技だけでなく、歌声でもコーエン兄弟を魅了した人気俳優だ。今後の作品として、本作と同じくエリック・ロスが脚本を手掛けるドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の新作『デューン(原題)』も控えている。彼がベン・スティラーやエリック・ロスといった才能とどのような映画を作り上げるのか、いまから楽しみだ。
文/編集部