宇宙から”色”が迫る…!?ニコラス・ケイジ主演のSF作から謎めく場面写真が到着
生誕130周年を迎える作家H・P・ラヴクラフトの原作「ザ・カラー・アウト・オブ・スペース(宇宙からの色/異次元の色彩)」を、ニコラス・ケイジ主演で映画化した『カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇』(7月31日公開)。公開間近の同作より、SF感満載の謎に満ちた場面写真と入場者特典情報が解禁された。
本作は、2020年現在も新訳が発表されるなど日本でも根強い人気を誇る原作を、俳優のイライジャ・ウッドやダニエル・ノアらが立ち上げた気鋭の製作会社SpectreVisionが映画化。閑静な田舎に移り住んだネイサン(ケイジ)と妻テレサ(ジョエリー・リチャードソン)、子どもたちの理想の生活は、庭へ落下した隕石によって一変。謎の地球外変異体が、家族の心と体に恐ろしい影響をおよぼしていく…。
解禁された場面写真には、宇宙からの”色”との遭遇による様々な現象が写っている。ネイサンがシャワー中に謎の物体を手にしたり、血のついたシャツで自失の表情を浮かべる姿や、長女ラヴィニア(マデリン・アーサー)が”色”の渦に巻き込まれたり、”第三の目”を開く姿などに、常識を超越した影響が垣間見られる。すべてが恐ろしい変化をとげていくなか、家族にどんな展開が訪れるのか気になるところ。
また、本作の入場者特典は、サイケデリックな海外版ビジュアルとケイジの顔が全面にフィーチャーされた日本版ビジュアルのポストカードに決定。公開初日から8月2日(日)までの3日間、3種類あるデザインが日替わりで配布される。
本作の監督リチャード・スタンリーについて、ケイジは「彼が“宇宙からの色”を映画化すると聞いて、スタンリーなら“色”を斬新な映像で表現できるのではと思ったよ」と語っており、はたしてどのような映像表現となるのか、劇場で目撃してほしい。
文/富塚沙羅