ベラ・ハディッド、マスク未着用の警察に中指を立てて物申し賛否!?
ベラ・ハディッドが、自身のInstagramストーリーで、ニューヨークの警察官がマスクをせずに集団で立っている写真を投稿し、賛否の声が上がっている。
新型コロナウイルスの感染拡大下では、日本でも多くの人々にとって、要請レベルでのマスク着用などの対策はある種当たり前となっている。それでも守らない人に対する自粛警察などが問題となるが、マスク着用の習慣がなく、トランプ大統領も着用の義務化を認めないアメリカでは、他人への飛沫感染防止などお構いなし、マスクをしない自由を主張する人々も多い。
一方で、感染の被害が甚大だったニューヨークでは民主党のクオモ知事がいち早くマスク着用を義務付け。公の場で、ソーシャルディスタンスを保てない場合は、屋外でもマスク着用が必要で、法律を破った場合には罰金も課せられる。
そんななか、ベラがInstagramストーリーで、警察官にマスクをつけるよう呼びかけ。暗闇で、黒マスクに黒い装いのベラが中指を立てて、背後に写っている建物の前でマスクをせずに円になって話している5人の警察官の写真に、「ハイ!NYPD(ニューヨーク市警察)、マスクはあなたたちの安全のためだけではなく私たちみんなのため」というメッセージを投稿した写真と、もう一枚は「マスクをつけて」というメッセージ付きで、3人横並びの警察官をバックに腕組みしたベラの写真が、「Daily Mail」などに掲載されている。
猛暑であることや、政治的な支持、「Black Lives Matter (黒人の命は大切だ)」のムーブメントで警察の予算が大幅に削減されたことへの反発など、さまざまな原因も考えられるが、法律と言ってもデブラシオ市長の取締りも甘い。また、飛沫感染や他人に対するリスペクトとしてのマスク着用に対する認識が低いこともあって、日中でもマスクを着用していない警察官も多いのは事実。
話をしなくても、警察官同士でクシャミをしたり、警察官に道を尋ねる人もいる。また突然の事件に対応するケースもあることからマスク着用は必須。「ベラ、よく言ってくれた」「素晴らしい、その通り」「警察の職権濫用」という声もある一方で、「夜だし人も来ないよ」「警察官同士、検査してるでしょ」「横並びなら問題ない」といった反対派の声も寄せられており、正論を言うのもなかなか難しいようだ。
NY在住/JUNKO