ブラムハウスの新作が一挙に登場!Amazonとタッグを組んだ「Welcome to the Blumhouse」が始動
「インシディアス」シリーズや『透明人間』(20)など、数々の傑作ジャンル映画を発表しているジェイソン・ブラム率いる製作会社ブラムハウス・プロダクション。このたび同社とAmazonがタッグを組み、新作映画8作品をAmazonプライムビデオで配信することが発表された。
「Welcome to the Blumhouse」と名付けられた本プログラム。その第1弾として10月に配信開始予定の4作品はいずれも家族や愛を共通のテーマに、それぞれ独立した作品となっているとのこと。このたび公開されたポスターには、4作品の世界観を表現したビジュアルが“ブラムハウス”の名を連想させる家の中に集約されており、「FOUR UNSETTLING FILMS. UNDER ONE ROOF」のキャッチコピーが。
各作品の監督には注目の気鋭クリエイターが抜擢。娘が連れてきた恋人が、30年前に自分を殺そうとした男の生まれ変わりであると確信する母親の姿を描いた『Evil Eye』を手掛けるのは、Netflixのテレビシリーズ「ジン -闇の聖霊-」のエラン・ダッサニ&ラジーヴ・ダッサニ監督。そして娘が犯した殺人事件を隠蔽しようとする両親を描いた『The Lie』は、「キリング/26日間」のヴィーナ・サドが脚本と監督を務める。
また、事故で妻と記憶を失くした男を描いた『Black Box』では『Jurassic World: Dominion』への出演が決まっているママドゥ・アティエが主演を務め、エリート芸術学校を舞台に繰り広げられる『Nocturne』には「ジュマンジ」シリーズや『アナベル 死霊博物館』(19)のマディソン・アイズマンも出演するなどキャスト陣も逸材ぞろい。
残る4本も2021年中に配信される見通しとなっているとのことで、日本での配信もあるのかも含め、今後届けられる続報から目が離せなくなりそうだ。
文/久保田 和馬