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水川あさみ、浅香航大らが苦悩する人々を好演…『滑走路』の劇中写真が一挙到着

映画ニュース 2020/8/24 8:00

水川あさみ、浅香航大らが苦悩する人々を好演…『滑走路』の劇中写真が一挙到着

32歳の若さで命を絶った歌人、萩原慎一郎の遺作「歌集滑走路」をモチーフにオリジナルストーリーで描かれる『滑走路』の公開日が11月20日(金)に決定。あわせて、人生を懸命に生きる3人の主人公たちを演じた水川あさみ、浅香航大、寄川歌太のシーンカットが一挙解禁となった。

夭折の歌人、萩原慎一郎の遺作をモチーフに描く『滑走路』[c]2020 「滑走路」製作委員会

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いじめや非正規雇用を経験しながらも、歌に生きる希望を託した萩原のデビュー作にして遺作となった「歌集滑走路」。苦悩を抱える人へのエールとして多くの共感を集めた同歌集がモチーフの本作では、『喜劇愛妻物語』(9月11日公開)などが控える水川、『劇場』(公開中)など話題作への出演が続く浅香、そして新人の寄川が“心の叫び”を抱えて生きる主人公を演じ、その人生が交錯していく。

原作歌集をモチーフにしたオリジナルストーリーが描かれる[c]2020 「滑走路」製作委員会

激務続きで仕事への理想を失い、無力な自分に思い悩む若手官僚の鷹野(浅香)は、ある日、NPO団体から非正規雇用が原因で自死した人々のリストを持ち込まれ追及を受ける。彼はそのリストから自分と同じ25歳で自死した青年に関心を抱き、その死の理由を調べ始めるが…。

厚生労働省で働く若手官僚の鷹野を、浅香航大が演じる[c]2020 「滑走路」製作委員会

解禁された写真では、子どもを持つことに憧れる翠(水川)が男の子の姿を見て微笑むシーンや夫と食卓を囲むシーン、鷹野が思い詰めた表情を浮かべる様子や、いじめを受ける中学2年生の学級委員長(寄川)が唯一心を許せる女子生徒と図書館で勉強するシーンなどが切り取られている。さらに坂井真紀、水橋研二、吉村界人、染谷将太、木下渓、池田優斗ら脇を固める個性あふれる俳優陣の姿を捉えたカットも。

現代を生きる若い世代が抱える不安や葛藤。それでも希望を求めてもがき、懸命に生きる姿を鮮烈に描きだした本作を、ぜひ劇場で見届けてほしい。

文/富塚沙羅

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