メーガン妃、テーマ性ある衣装が好評も英王室ファンからは複雑な声?
ここのところ連日のようにメーガン妃がメディアに登場しているが、今回は10月の「英国黒人歴史月間」(米国は2月)にあたり、ヘンリー王子と共にサンタ・バーバラの自宅から「Evening Standard」のリモートインタビューに答えた。
ヴィクトリア・ベッカムの衣装を連発していたメーガン妃が今回選んだのは、ハイチ出身でNYベースのデザイナーで、レイチェル・ワイズやセレーナ・ゴメスなども御用達のヴィクター・グレモードのトップスと、御用達のカナダ発アリツィアの合成革のペンシルスカート。ヴィクター・グレモードの「さまざまな性別、人種、サイズ、パーソナリティーを持つすべての人々に」というブランドのテーマ性がインタビューの内容にマッチングしていると共に、デザイナーの出身地や多様性などすべてがメーガン妃のサポートするものに一致している。
アップにしたヘアスタイルにばっちりメイク、先日アクセサリーを多用していたキャサリン妃と逆行するように、今回のメーガン妃はほぼノーアクセ。茶のニット地の、ネックラインがアシンメトリックな375ドル(約3万9500円)のトップスはすでにネットで完売しているようで、先行予約を受付中。同ブランドの公式Instagramにはメーガン妃のインタビュー時の様子や、ジュリアン・ムーアが着用している写真などが掲載されており、ファンや、さまざまな差別に異を唱える人々の間で浸透することは間違いなさそうだ。
相変わらず発言と行動が一致しないなどの理由で叩かれているメーガン妃だが、この日はヘンリー王子が、「いままで気が付かなかったけれど、英国には構造的な人種差別がある。白人のために作られた世界だ。ロンドンにも、BAME(黒人、アジア人、マイノリティー)に優しい文化の多様性がない。世界的な差別を解消しなければならない」と訴え、そのために尽力していくことを明らかに。
2人のこうした意識を支持する人々も多い一方で、ヘンリー王子の意識に影響を与えたメーガン妃が、犬と一緒にソファに座って横からご満悦な様子で見ている姿には、「ヘンリー王子は完全に洗脳されてしまった」「ヘンリー王子は、新しい世界を知って使命感に燃えてそう」「これって英王室への非難では」「もう元には戻れない」「ただただ悲しい」といった声も寄せられている。
NY在住/JUNKO