ジョージ王子、初の肉声で英語の発音もパパ譲り!?
先日、ウィリアム王子とキャサリン妃の公式Instagramに、動物学者で環境保護提唱者としてもよく知られているデヴィッド・アッテンボロー卿の大ファンだというジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子の3人が、それぞれ肉声でアッテンボロー卿に質問する動画が投稿された。初の肉声とあって多くのロイヤルファンらは、ジョージ王子のハスキーボイスや、シャーロット王女のガーリーな話し方、ルイ王子がしっかりと話せることに驚きつつも、「ただただ可愛い」と感激していたようだが、専門家や一部の人々は、ちょっとした衝撃を受けたようだ。
「Mirror」によれば、「子どもたちは3人とも、クイーンズ・イングリッシュ(イギリス英語の伝統的な事実上の標準発音で、公共放送・BBCのアナウンサーや王族などの発音とされている)を話すとばかり思っていましたが、違っていたから」なのだという。
レディング大学で音声学を教えるジェーン・セッター教授によれば、「とりわけジョージ王子は、クイーンズ・イングリッシュに河口域英語(1980年前後からイギリス・ロンドンとその周辺=テムズ川の河口周辺で使われるようになった英語で、イギリス英語の一種)が混じっている」という。
河口域英語は上流階級と労働者階級のアクセントが混じったもので、ゴールデン・グローブ賞で何度もホストを務め、お下品なジョークで有名なリッキー・ジャーヴェイスなどもこの英語をしゃべるとか。
しかし「ウィリアム王子も一部河口域英語が混じっていますし、若い世代の王室は、クイーンズ・イングリッシュだけに固執しなくなっています。故ダイアナ妃、アン王女の娘ザラ・フィリップスなどもそうです。ジョージ王子は、恐らく学校のお友達などからの影響もあるでしょうし、もう少し大人になってからでないとわからない」という。
ルイ王子も「どの動物が好きですか?」という舌たらずな質問だけからでもこの傾向がみられるそうで、男性陣、とりわけジョージ王子はさまざまな点でウィリアム王子の遺伝子を受け継いでいるようだ。一方シャーロット王女はキャサリン妃の影響が大きいようで、クイーンズ・イングリッシュを話しているそうだが、別の専門家は、ジョージ王子も全体的にクイーンズ・イングリッシュを話していると指摘している。
NY在住/JUNKO