第59回グラミー賞授賞式、ワーストドレッサーは?
現地時間2月12日、ロサンゼルスのステイプルズ・センターで第59回グラミー賞授賞式が開催された。
映画界のレッドカーペットとは違い、毎年奇抜かつ個性的なファッションが目を引くが、一歩間違えればワーストまっしぐら。ロサンゼルス・タイムズ紙、米テレビ、エンターテイメント・トゥナイト、デイリー・メール紙、al.comなどを参考に、ワーストドレッサーをまとめてみた。
「論外」との悪評を得たのは、ガール・クラッシュ。彼女はラインストーンのブラレットに、プラスチックのカラフルなボールで覆われたドレスを着ていた。また、ジャクリーン・ヴァン・バークのシアードレスに無数のCDがあしらわれたドレスも同様の評価を下された。
米トランプ大統領が大好きなゴールドでもあり、トロフィーのように顔に至るまで全身をゴールドで覆ったシーロー・グリーン。アイデアは好評だったものの、ジョイ・ヴィラが着ていた米ドナルド・トランプ大統領のモットーである「Make America Great Again(再びアメリカを偉大な国に)」が縦に、「TRUMP」という名前が裾部分にデザインされたアメリカの国旗色のドレスもワーストに選ばれた。
ほかにはタラジ・P・ヘンソンの、紫のサテン地に花の刺しゅうがあしらわれたマーク・ジェイコブスの超ミニ丈ドレス、エル・キングの、花のカンムリと飾り満載のフリフリドレス、ホールジーの、素肌に羽織ったブルーのハイウエストのパジャマなどが選出。
レディー・ガガとケイティ・ペリーは、期待値が高いがゆえに意見が分かれた。
ガガは、レイバンのサングラスに、思い切り胸の中央から下部分が露出したAlex Ulichnyのレザー・クロップトップに、ホットパンツとニーハイブーツという出で立ちでキメたが、「胸の露出の仕方が下品」「生肉ドレスや、卵に入っていたガガからすると中途半端」という理由でワースト入りしている。
またケイティは、ラフなゴールドヘアとメイクはパーフェクト、トム・フォードのメタリックなトップスまでは良いが、フェザースカートが「最悪かつミスマッチ」との評価でワースト入りしてしまった。【NY在住/JUNKO】