内田理央も大興奮!津田健次郎主演「極主夫道」ほか、Netflixの最新アニメが一挙発表
Netflixの最新アニメを発表する「Netflix アニメフェスティバル 2020」が10月27日にEX THEATER ROPPONGIで開催され、スペシャルサポーターを務める内田理央が登壇。人気コミック「極主夫道」のアニメ化が発表され(2021年春、Netflixにて全世界独占配信)、主人公の龍役に決定した声優の津田健次郎からコメントが到着。また、ヤマザキマリの人気コミックをアニメ化する「テルマエ・ロマエ ノヴァエ」の制作も決定するなど、数々のニュースに大のアニメファンでもある内田が興奮の想いを語った。
「極主夫道」は、おおのこうすけによる人気マンガが原作。裏社会に数々の伝説を残した最凶ヤクザ、不死身の龍が、極道から足を洗って専業主夫として奮闘する姿を描く。10月からは玉木宏主演でドラマ化も実現している。アニメ版の主演を務めるのは、実写PVの主演を務めたこともある津田。監督は今千秋が務める。
津田は「『極主夫道』にはすでにいろいろ関わらせてていただいて、さらにアニメでも参加できることをとてもうれしく思います」と会場に喜びのコメントを寄せた。さらに「このマンガは、本当におもしろいです。このおもしろさをアニメでもお伝えできるよう頑張ります。絶対観てください」とアピールしつつ、「アニメ版『極主夫道』、なめとったらアカンぞ!」と“龍節”をお見舞い。内田も「とても楽しみです」と声を弾ませていた。
また「マンガ大賞2010」「第14回手塚治虫文化賞短編賞」を受賞したヤマザキマリの同名コミックをアニメ化する「テルマエ・ロマエ ノヴァエ」の制作も決定。古代ローマの帝国の浴場設計師ルシウスが現代日本にタイムスリップしてしまい、日本の風呂文化を学んでいくコメディで、アニメとして蘇る「テルマエ・ロマエ ノヴァエ」では、原作をベースに、ヤマザキマリによる新たな描き下ろしエピソードも登場する予定だという。
「ネトフリアニメ クリエーター・セッション〜トップクリエイターがみる、アニメの未来」にも参加したヤマザキは、Netflixに関わることはクリエイターにとって刺激のあることだと明かした。「圧倒的な影響力を持つ」と口火を切り、「いままでだったら、翻訳されないかぎり伝えられなかったことが、多くの方に観ていただけると思うと、(作品への)向き合い方も変わってくる。世界のいろいろなこと知ったうえで、伝わりやすいことを考えたり、研究意識が芽生えたり、妥協ができなくなってくる。真剣にものが作られていくきっかけになってくる」と語っていた。
そのほか、三浦追儺と大羽隆廣によるマンガをアニメ化する「天空侵犯」(2021年2月、Netflixにて全世界独占配信)、リラックマのアニメーションシリーズ「リラックマと遊園地」の制作が決定。「岸辺露伴は動かない」のOVA4作品の独占配信などが発表された(2021年春、Netflixにて全世界独占配信)。
数々のニュースに内田は「クオリティもすごいですし、豪華。来年が楽しみでしかない」と熱っぽく語り、「それまでに準備したい。予習をしたり、原作を読んだり、やることが増えました。生きるのが楽しい」と大きな笑顔を見せていた。
取材・文/成田おり枝