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バイデン氏の妻“ジル夫人効果”!ファーストレディ御用達ドレスが完売

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バイデン氏の妻“ジル夫人効果”!ファーストレディ御用達ドレスが完売

11月3日に行われた米大統領選挙では、トランプ大統領側の主張で投票に不正があったとして、1週間以上経った今も、正式に大統領が決定していない。裁判沙汰になって長引きそうな雰囲気だが、現在の投票結果では民主党のバイデン前副大統領に軍配が上がっており、バイデン陣営が、異例の勝利宣言を行った。

その際に、勝利が確実になれば、史上初の女性副大統領となるハリス副大統領候補が、女性がこれまで闘い続けてきた政治参加の象徴とされる、白いパンツスーツを着ていたことが話題に。このパンツスーツは、2018年にニューヨークを代表するベネズエラ出身のデザイナー、キャロリーナ・へレラが79歳で自身のブランドから退任した際に、後継者となった当時31歳のアメリカ人デザイナー、ヴェス・ゴードンのデザインだ。

しかし、ファーストレディとなるかもしれないジル・バイデン夫人の衣装も負けていなかった。この日は、ドミニカ共和国出身で2014年に亡くなったオスカー・デ・ラ・レンタのブランドのヘッドを務める、韓国育ちのローラ・キムと、ドミニカ共和国とスペイン育ちのフェルナンド・ガルシアが共同でデザインしたドレスをチョイス。「永遠の春」というテーマが込められた、花の刺しゅうがあしらわれているアシンメトリックなスカートの半袖ドレスは、ハリス副大統領候補とともに、多様性を象徴するデザイナー選びともいえる。このブランドは、歴代のファーストレディ、例えば故J・F・ケネディの妻ジャクリーン夫人、故レーガン大統領の妻ナンシー夫人、クリントン大統領の妻ヒラリー・クリントン、そしてブッシュ大統領の妻ローラ夫人や、オバマ大統領の妻ミシェル夫人などが愛用していたブランドでもあり、歴代のファーストレディに敬意を表しているチョイスでもある。

「Us Weekly」などによれば、ジル夫人が、ピンクのパンプスに黒いマスクという装いで着ていた5690ドル(約60万円)のドレスは、一部ネットで数時間で完売。コロナ禍の不況とあって、「高すぎる」という非難の声もあるようだが、およそ1700ドル(約18万円)まで値下がりしていたこともあり、早くも”ジル夫人効果”を発揮したようだ。

NY在住/JUNKO

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