ドウェイン・ジョンソンの出世作『スコーピオン・キング』のリブート版が始動!
全世界興収12億ドルを突破した「ハムナプトラ」シリーズのスピンオフとして、2002年に公開された『スコーピオン・キング』。そのリブート企画が、同作で映画初主演を飾った“ザ・ロック”ことドウェイン・ジョンソンのプロデュースのもとで進められていることがわかったと、「Deadline」が報じている。
『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』(01)に登場した戦士スコーピオン・キングを主人公に、彼の若かりし日を描いた『スコーピオン・キング』は、古代エジプトを舞台に、恐怖政治を敷く支配者メムノーンに立ち向かっていく戦士の姿を描いたアクション・アドベンチャー。
このたび進行中と伝えられているリブート版の詳細はまだ明らかになっていないが、オリジナル版とは異なり現代に置き換えられた物語が展開するとのこと。
同作がきっかけでスターダムを駆け上がったドウェインは「スコーピオン・キングは私にとって最初に演じた役柄で、新たな世代にこの物語を届けられることを誇りに思うと同時に、すごく楽しみにしている」とコメント。主人公役には新たなキャスティングが予定されているとのことで、「この映画がなければ僕の幸運なキャリアはなかった。だから今日の勤勉な俳優たちに同じ機会を提供できることがとてもうれしいんだ」と、新たなスターの発掘に意欲をのぞかせた。
ドウェインは現在、Netflix映画『Red Notice』やDCコミックス原作の『Black Adam』、『カリフォルニア・ダウン』(15)の続編など複数の作品が待機し多忙を極めているが、なんらかの形でこのリブート版に出演する可能性もあるとみられている。
『ストレイト・アウタ・コンプトン』(15)でアカデミー賞脚本賞にノミネートされたジョナサン・ハーマンが脚本を手掛け、ドウェインのほかにダニー・ガルシアとハイラム・ガルシアもプロデューサーに名を連ねるとのこと。続報に乞うご期待!
文/久保田 和馬