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WOWOWがハリウッド共同制作のドラマ「TOKYO VICE」を日本独占放送へ

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WOWOWがハリウッド共同制作のドラマ「TOKYO VICE」を日本独占放送へ

WOWOW初のハリウッドとの共同制作オリジナルドラマシリーズ「TOKYO VICE」。アメリカでは映像配信サービスHBO Maxで2021年中に配信予定となっている同作を、日本では国内の全権利を持つWOWOWが独占放送することが決まった。

本作は、全国新聞初の外国人記者として東京のアンダーグラウンドを駆け巡った著者ジェイク・エーデルスタインの実体験をつづった原作「トウキョウ・バイス アメリカ人記者の警察回り体験記」の設定をベースとした全8話のフィクションドラマ。新人が最初に受け持つ仕事である警察担当の記者として、“外国人”というアウトサイダーの立場をも逆手にとって、東京の裏社会に接しながらスキャンダルをつかんでいく姿を描く。

第1話を手掛けるのは『フォードvsフェラーリ』(19)のマイケル・マン。『ベイビー・ドライバー』(17)のアンセル・エルゴートが主演を務めるほか、渡辺謙、菊地凛子の出演も決定し、撮影は東京都内で行われる。

マン監督は「90年代終わりの大都会東京の本当の姿を浮き彫りにした作品を作りたいと思っています」とコメント。エルゴートは「東京は個人的にも大好きな都市の一つでしたので、ここで撮影できることはすでに素晴らしい経験となっています」と語っている。

約20年前の東京を舞台に、複数のキャラクターの日常を描くという「TOKYO VICE」。登場人物たちの人生が交差することでどんなストーリーが展開していくのか、放送を楽しみに待とう。

文/足立美由紀

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