浜辺美波「家から出たくない」と超インドア宣言!「山に登ってよかった」とロケ秘話も
週刊少年ジャンプで連載され、テレビアニメも話題となった同名ファンタジーを実写映画化した『約束のネバーランド』の初日舞台挨拶が12月18日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、浜辺美波、城桧吏、板垣李光人、渡辺直美、北川景子、平川雄一朗監督が登壇。映画のタイトルにちなみ、来年に向けて“約束”したいことを聞かれた一同。浜辺は「“ふっ軽”を約束します」と回答。「普段、私は鉛のように足が重たい。家から出たくない。すぐに家に帰りたいという思いがある」と極度のインドア派であることを告白した。
“鬼”に献上する食用児として育てられた孤児たちが、力を合わせてその逆境を乗り越えていく姿を描く本作。天真爛漫な性格のエマを浜辺、現実主義者でクールな少年レイを城、理性的でリーダー格のノーマンを板垣が演じている。
フットワークが軽いことを意味する、「ふっ軽」とのフリップを掲げた浜辺。司会から「インドア派なんですか?」と聞かれると、「とてつもなく」と答え、「今日休みだと思ったら、その日誘われても忙しいふりをしちゃったりする」と苦笑い。コロナ禍ということもあり「こういう状況でなくなったら、誘われたりしてもそうだし、自分からもいろいろなところに出かけたい」と願った。とりわけ「北海道に行きたい」そうで、「サーモンとかチーズを食べに行きたい。明日行こうと思ったら、すぐに飛びだして行けるくらいの足の軽さを…」と語っていた。
もともと原作のファンだったいう浜辺だが、実写化の話を聞いた時には「おどろきましたし、不安があった」と打ち明けた。しかしながら「エマという役を演じていくなかで、諦めなければ、壁を乗り越えられて、なんでもできるんだという勇気を与えられた」と自分自身、励まされる想いがしたという。
この日は映画上映後の舞台挨拶となり、平川監督が「映画はどうでしたか?」と語りかけると、会場から大きな拍手を浴びるひと幕も。「まさかあの草原が長野だとは思わないでしょ?まさかあのハウスが福島にあるとは思わないでしょ?」と意外なロケ地を明かすと、浜辺も「映画を拝見すると、国内には思えない。そう思うと、長野の山に登ってよかった。いっぱい歩きました」とにっこり。北川は「山に登って、ようやく現場に着く。直美ちゃんと私は、ヘトヘトだった」と話し、渡辺と笑顔を弾けさせていた。
取材・文/成田 おり枝