コアで過激な「地下アイドル」映画キャンペーンが展開中!
銀座という華やかな街の外れ、晴海通りの地下に位置する銀座シネパトスは、この10月から3スクリーンのうち1スクリーンを邦画名画専門館にしたほか、独自のプログラムでコアなファンから支持される映画館だ。“地下(アングラ)劇場”を自称する同劇場では、『デビル・ハザード』(公開中)、『ファイナル・デス・ゲーム』(11月7日公開)、『ビッグ・バグズ・パニック』(11月28日公開)の3作品共同企画として、“誰も知らない地下アイドル”キャンペーンを行っている。
それぞれの作品の公開に際し、1人ずつ“地下アイドル”が舞台挨拶に登場することになっているのだが、その顔ぶれはどこから連れてきたの?ってぐらいマニアック。まず、すでに公開中の『デビル・ハザード』の公開初日には、地下劇場にちなんで、“地下鉄の妖精”を自称するチカドル、メトロポリちゃんV(ファイブ)が登場し、自慢の歌を披露。注射器を模したバット(?)でファンをタコ殴りし、さらに蹴りを入れるなど、圧巻のパフォーマンスを見せた。
この後も、『ファイナル・デス・ゲーム』のゲームにちなんで、ゲーム通の間では有名なゲーマーでレトロゲーム収集家としても知られるゲームアイドルの杏野はるな、『ビッグ・バグズ・パニック』は虫が大暴れするストーリーから、昆虫専門誌「BE-KUWA」の表紙を飾るなど“ムシドル”として活躍する山下若菜が、それぞれ公開初日に舞台挨拶を行う予定だ。
普段なら覇を競い合う映画配給会社同士が、“地下アイドル”というキーワードのもと合同キャンペーンを開催することは異例のケースだが、今回の企画がうまくいけば、より規模を拡大した展開もありとの事。映画ファンはもちろん、アイドル好きも注目の企画になりそうだ。【トライワークス】
作品情報へ