ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子、新年も別宅で自宅学習
新型コロナウイルスの感染爆発を受けて、ウィリアム王子とキャサリン妃一家は、新年もジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子の学業については、自宅学習で対応する予定だったようだ。
英国は、1月5日から3回目のロックダウンに入ったが、低学年の通う学校すべてを休校にするかはロックダウン直前の判断で、両親が医療従事者である子どもへの対応など例外はあるものの、共働きの家庭などでは、大混乱に陥ったと言われている。
しかしウィリアム王子とキャサリン妃は、たとえ学校が始まったとしても、子どもにも感染しやすいという変異種が猛威を振るっている現状から、ジョージ王子とシャーロット王女を学校に通わせるつもりはなかった様子。クリスマス前に別宅のアンマー・ホールに移ってから、ケンジントン宮殿に戻っておらず、今後しばらくは予定もないという。
「Metro」などによれば、「クリスマス前からケンジントン宮殿のあるロンドンはコロナの規制がアンマー・ホール邸のあるノーフォークより厳しかったのですが、状況が悪化し、年明けに全英でのロックダウンの噂も流れていたので、ジョージ王子もシャーロット王女も自宅学習する準備を整えていたようです。2人は2歳半から学校に通っており、本来であれば2歳8か月のルイ王子も学校に通い始める時期ですが、コロナ禍では子どもたちの安全が1番。仕方のないことですから」と関係者が語っており、昨年のロックダウンと同様に、ウィリアム王子とキャサリン妃は、自宅で子どもたちの勉強を見ながらビデオコールの公務を行うことになりそうだ。
英国での感染爆発は、冬季かつ変異種の感染速度の速さの問題もあるが、12月2日にロックダウンを解除した後、エリア別に4段階に規制を分けたことで、一時的に人々がより規制の少ないエリアに移動したこと、クリスマス時期だけ条件付きで規制を緩和したことで人との接触が増えたことが、大失策だったと多くのメディアが伝えている。
英ジョンソン首相が1月5日からのロックダウンを発表した翌日には、バッキンガム宮殿の広報が、エリザベス女王主催の夏のガーデンパーティの中止を発表。これらの催しは、女王が慈善事業や公共事業に従事する人々に敬意を表するとともに、事業の認知度を高めるのが狙いで、毎年3万人近い人々が招待されるため、1月から準備が開始される。しかしコロナ禍で先が読めないうえに、医療従事者やエッセンシャルワーカーの命を守ることを優先した決断だったようだ。
文/JUNKO