メカニックデザイナーの巨匠、大河原邦男が「エウレカセブン」最新作に参加&メカデザイン公開!
2005年より放送されたアニメ「交響詩篇エウレカセブン」の新たに劇場版三部作として描いたシリーズの最終作『EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』(初夏公開)。このたび、同作のメカニックデザインで「機動戦士ガンダム」などで知られる大河原邦男が新たに参加することが発表され、あわせてメカデザインの一部が公開された。
「交響詩篇エウレカセブン」は、世界を揺るがせた大事件“サマー・オブ・ラブ”で父を亡くした少年レントンがエウレカと名乗る少女と出会い、世界を知る旅を通して成長していく姿を描いたSFロボットアニメ。2017年に劇場版三部作「ハイエボリューション」シリーズがスタートし、『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』(17)、『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』(18)が公開された。そして今年、満を持してシリーズを締めくくる本作が公開。壮大な世界観が明かされた前作の後の世界を舞台に、物語は全編新作カットで描かれる。あの、アニメーション制作は『ジョゼと虎と魚たち』(20)のボンズが担当する。
今回、参加が発表された大河原と言えば、「科学忍者隊ガッチャマン」、「機動戦士ガンダム」をはじめ、数々の名作に携わってきたメカデザインの巨匠。このたび公開された「オデッセイ」、「ウルスラグナ」といった重厚なメカをデザイン。大河原は「手書きアニメという事でしたのでなるべく線を少なく形の取り易いデザインを心掛けました」と語っている。これらのメカがどんな活躍を見せるのか気になるところ。
なお、3月6日(土)より同作のムビチケ前売券(カード)が発売されることもあわせて発表に。ティザーポスターをあしらったオリジナルクリアファイルが特典として付いてくる、ファン必携のアイテムとなっている。
少年の成長物語とロボットアニメの醍醐味が味わえる「ハイエボリューション」シリーズ、そのクライマックスを、期待して待とう。