福山潤×高橋李依で長編アニメ制作決定!「とつくにの少女」PV&キービジュアル公開

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福山潤×高橋李依で長編アニメ制作決定!「とつくにの少女」PV&キービジュアル公開

3月5日(金)発売の「月刊コミックガーデン」にて連載最終回を迎えた「とつくにの少女」の長編アニメーション制作が決定。メインキャストを福山潤、高橋李依が務めることが発表され、ティザーPVとキービジュアルが公開となった。

公開された「とつくにの少女」のキービジュアル
公開された「とつくにの少女」のキービジュアル[c] 2022 ながべ/マッグガーデン・とつくにの少女製作委員会

ながべ著作による本作で描かれるのは、相容れぬもの同士が出会ったのち紡がれる、密やかな調べ。かつて世界には、人が住まう“内つ国”と呪いをもたらす異形が棲まう“外つ国”があった。ある日、“内つ国”との国境で一体の異形が打ち捨てられた死体の中から、一人の少女を拾う。少女は自らを「シーヴァ」と名乗り、自身を拾った異形を「せんせ」と慕った。

メインキャストのセンセ役を福山が、シーヴァ役を高橋が、制作は「進撃の巨人」「魔法使いの嫁」のWIT STUDIOが担当する。福山は原作について「絵本の様な印象から物語の深淵へ一気に引き込まれてしまい、自分が演じる云々は忘れて没頭してしまいました」とコメント。「皆様に映像化された『とつくにの少女』をより楽しんで頂くために、全力で演じ、取り組む所存です」とアフレコへの意気込みを語った。高橋は福山との共演について「どんな会話や雰囲気が生まれるのか未知数でもあり、ワクワクドキドキしています!」と、自身も作品を楽しみにしていることを明かしている。


公開されたキービジュアルには、分たれた世界で寄り添い生きる、せんせとシーヴァの姿が描かれ、本作の世界観が伝わってくる。4月9日にはコミックスの最終巻が発売される本作。あわせて公開となったティザーPVは、原作コミックス完結から長編アニメーション化への橋渡しとなっている。

なお、本作は来年3月発売の原作コミックス番外編の特装版(OAD)に収録予定で、本編制作のさらなるクオリティアップ、プロモーション費の拡充を目指し3月10日(水)よりKickstarterにてクラウドファンディングもスタートする。少女と人外の男が織りなす、切なくも美しい2人の物語がどのように描かれるのか?クラウドファンディングの展開もあわせて注目したい。

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