『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』が、まさかのフライング配信!ユーザーの感想は?
HBO Maxで3月18日(木)より配信が開始され、日本では初夏にデジタル配信&ブルーレイリリースされることが決まった、『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』。本作への注目が日増しに高まっているなか、アメリカでまさかの珍事が発生したと「The Hollywood Reporter」など複数のメディアが報じている。
報道によると、一部のユーザーが現在劇場公開と同時にHBO Maxで配信中の『トムとジェリー』(日本3月19日公開)を再生しようとしたところ、なぜか『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』の本編が再生されたというのだ。HBO Maxの説明では、そのエラーは数分で対処されたとのことだが、真っ先にエラーに気付いたユーザーは「仕事の合間に『トムとジェリー』を流し見しようとしたら、代わりに1時間もすばらしい映画を観ることができた」と、1時間近くも本編を観ることができたと明かし「これまで観たDCの映画で一番おもしろかったよ」と絶賛した。
バットマンやワンダーウーマンらDCコミックスのヒーローたちが集結した『ジャスティス・リーグ』は、完成直前にザック・スナイダー監督が突如降板。『アベンジャーズ』(12)のジョス・ウェドン監督が後任を務め、大幅な再撮影と構成変更が施され、当初スナイダー監督が想定していたダークなテイストから一転、娯楽色の強い作品に様変わり。その結果、興行・批評の両面で失敗に終わり、ファンの間では“スナイダーカット”を求める運動が巻き起こることに。
そして昨年5月にスナイダー監督は、自らのライブストリームのなかで“スナイダーカット”をHBO Maxで配信することを発表。その後追加撮影が行われ、劇場公開版ではカットされたジャレッド・レト演じるジョーカーの出演シーンが復活することなど、次々と新情報が明らかに。HBO Max未ローンチの日本にも上陸することが決まっただけに、その全貌が明らかになる瞬間がいまから待ちきれない。
文/久保田 和馬