ギャップありすぎ!? “キング”こと現役最強NBA選手がお茶目すぎる!
現代アメリカコメディ映画の帝王ともいえる・ジャド・アパトウ監督。アパトウ作品の常連俳優から実力派俳優まで豪華な顔ぶれが集まっている最新作『エイミー、エイミー、エイミー!こじらせシングルライフの抜け出し方』(公開中)で、特に異彩を放っているのが現役NBA選手のレブロン・ジェームズだ。
レブロンは“キング”の愛称で知られるスーパースター。NBA創立50周年を記念し、先日発表された「50人の偉大な選手」で、あのマイケル・ジョーダンに次ぎ歴代2位、現役選手では最上位にランクインする最強の選手だ。
そんな彼が本人役で出演している今回の作品。「どうせカメオ出演程度でしょ…?」と侮るなかれ、セリフも多く、ガッツリと演技をしているから驚きだ。ビル・ヘイダー演じるスポーツドクター・アーロンの患者であり、親友という役どころのレブロンは、コート上で見せる鬼気迫る表情からは想像がつかない超カワイイ演技を連発している。
例えば、打ち合わせ中のアーロンのオフィスに、レブロンが突如入り込んでくるシーン。何かと思いきや「今夜の『ダウントン・アビー』一緒に見るだろ?今夜見ないと練習でみんなと話せない」と真顔で話すお茶目さを見せる。はたまた、アーロンが主人公のエイミーを電話でデートに誘おうとする場面では、アーロンの真横で会話に聞き耳を立て、誘うことに成功すると「さすが俺の友だちだ」と一緒に喜ぶなど、まるで中学生男子のような表情を見せる。
さらに、とてつもない年俸をもらっているくせに食事は割り勘だったり、たった30ドルのサングラスに執着したりと、ケチな一面も。アーロンとのバスケットボール対決に負けて悔しがる無垢な姿には、どこか親近感を覚えてしまう!?
スポーツ出身の俳優といえば、“ロック様”ことドウェイン・ジョンソンが有名だが、レブロンも彼のようになってほしい!そう思わせるのに十分な魅力にあふれているのでぜひ注目してほしい。【トライワークス】