『プリパラ』と共に成長!?アイドル声優ユニットのi☆Risが“プリパラ愛”を語る
神アイドルを目指す少女たちの成長と絆を描き、小学生から大人まで幅広い層から支持されるアニメ「プリパラ」。14年のテレビシリーズ開始から主人公の真中らぁらを始めとした主要キャラクターを演じているのが、アイドル声優ユニットのi☆Risだ。
昨年には単独での武道館公演を成功させるなど、人気グループとなったi☆Risだが、劇場版最新作となる『劇場版プリパラ み〜んなでかがやけ!キラリン☆スターライブ!』(3月4日公開)を目前に控えた今、本作への思いを語ってもらった。
この夏で2012年7月の結成から早5年を迎えたi☆Ris。入れ替わりの激しいアイドル界で、メンバーの脱退などもなく、5年間ずっと活動できているグループは決して多くはない。『プリパラ』との出会いは、劇中でのキャラクターと同じように彼女たちを成長させた。
「以前は緊張して自分を出す事ができなかったのが『プリパラ』と出会えて変われた気がします」と語るのはリーダーの山北早紀。4月にはソロデビューを果たす芹澤優は「ちいさな子から『私もアイドル声優になりたい』って手紙をもらって、自分でも夢を与えられているんだなぁ」と活動を通して喜びを感じる部分も多いのだとか。
小悪魔キャラのドロシーを演じる澁谷梓希も「ネガティブで表に出るのが苦手だったのですが、我の強いキャラクターに感化されて、自分も前に出なきゃと思えるようになったんです」と彼女にとってもやはり『プリパラ』との出会いが大きかったようだ。
「6人それぞれの夢が全然バラバラだし、お互いを干渉しないのがいいのかも」と口を揃えて言うように、意外な事にプライベートでは6人で一緒に行動する機会はほとんどないのだとか。それでも、主人公の真中らぁら役の茜屋日海夏は「歌やライブだけじゃなく、トークイベントなどを通して、それぞれの得意な分野が見えてきて、純粋にすごいなって思えるんです」と語り、若井友希も「誰かひとり欠けてもダメなんですよね」と6人だからここまでやってこれたと実感している。
近年は『プリパラ』だけでなくアイドルをモチーフにしたアニメ作品が多い。「『プリパラ』のライブシーンは本当にすごいと思います!曲もバラエティに富んでいますが、個性的なコーデの数々も必見です」と茜屋は熱烈なファンはもちろん、本作をきっかけに『プリパラ』を好きになってほしいとも。
昨年は『劇場版 KING OF PRISM by PrettyRhythm』や『シン・ゴジラ』でも実施され、話題となった応援上映も実は『プリパラ』シリーズではすっかりおなじみ。お忍びで映画館に行った芹澤は「キャラが出てきたら『キャーッ!』みたいなのを想像していたら、オープニングの製作会社のロゴからみんな声援を送ってて、エンドロールで『監督ありがとうー』とか感謝のメッセージを送ってくれる人もいて…」と盛り上がりとともにファンからの愛を感じたそう。ちなみに映画館にいたのはバレていたらしく「いたの知ってたよって後で言われました」とファンの優しさに感動したそう。
また、本作では劇中歌を観客全員で踊れるようにと、主題歌を歌うアイドルグループ、わーすたによる応援振り付け動画もアップ中。「声援を上げるだけでなく、一緒に踊ってほしいですね」と6人が言うように、この機会にぜひ『プリパラ』の魅力に触れてみよう。【取材・文/トライワークス】