キャサリン妃、イースターに家族写真は投稿せず…フィリップ王配への配慮も?
積極的なワクチン接種により、新型コロナウイルスの感染者及び死者が激減している英国では、4月初めのイースターの連休はロックダウンの規制が1段階しか解除されておらず、屋外でも、2家族6人以内の集まりしか認められていない状況だった。それでも長いロックダウンの反動と、季節外れの晴天もあって多くの人出でにぎわったが、昨年に続いて家族と過ごせなかった人たちも多い。
常に人々の心に寄り添うウィリアム王子夫妻とあって、厳しいロックダウン中だった昨年も家族色を一切排除し、「#StayHomeSaveLives(家にいて、命を救おう)」のハッシュタグと「安全で幸せなイースターでありますように」というコメントと共に、家族で隔離生活を送っていた別宅のアンマー・ホールではなく、ケンジントン宮殿の自宅と黄色い水仙が咲き誇る、広大な庭の写真を投稿していた。しかし、今年はちょっとユニークな動画を投稿。今年こそは、アーティスティックなジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子が、イースターエッグをペイントする様子などを拝めると思っていたファンにとっては、残念な内容だったようだ。
公式Instagramには、「安全で楽しいイースターになりますように」というキャプションとともに、クッキング用のめん棒で砕かれたチョコレートが逆再生によって復元し、白で「Happy Easter」とデコレーションされた卵型チョコレートが現れるという、短い動画が投稿された。この動画は投稿から1日で、143万回以上の再生回数を記録した。
「Us Weekly」などによれば、実際にはアンマー・ホールの邸宅の庭で、子どもたちはエッグハントを楽しんだ様子。また、「3人の子どもたちはそれぞれ、エリザベス女王とフィリップ王配の名前入りのイースターエッグを手作りし、キャサリン妃と一緒に、1824年創業のイギリスを代表するチョコレートメーカー、キャドバリーのエッグチョコレートでカバーされたチョコレートケーキを焼いて、女王と王配にサプライズプレゼントした」のだとか。
フィリップ王配は退院後、自分で起き上がったりコミュニケーションが取れる日もあったが、この時すでに死期が近づいていたようで、現地時間9日に逝去。「やはりあの動画には、なにか意味があったのでしょうね」「女王と王配に配慮した気遣いに脱帽」といったコメントが寄せられている。
文/JUNKO