永野芽郁らが『地獄の花園』完成報告を兼ねて“謝罪会見”!?菜々緒は「週刊誌に撮られてしまった…」とお詫び

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永野芽郁らが『地獄の花園』完成報告を兼ねて“謝罪会見”!?菜々緒は「週刊誌に撮られてしまった…」とお詫び

「架空OL日記」で第36回向田邦子賞やギャラクシー賞を受賞したバカリズムのオリジナル脚本のもと、日本中で地獄のような派閥争いを繰り広げるOLたちの姿を描く『地獄の花園』(5月21日公開)。本作の「完成報告謝罪イベント」が21日に東京・帝国ホテルで行われ、主演の永野芽郁を筆頭に広瀬アリス、菜々緒、川栄李奈、大島美幸、遠藤憲一、小池栄子が登壇した。

Perfumeや星野源、サカナクションなどのMVを手掛けた関和亮監督がメガホンをとった本作。素敵なOLライフを夢見る主人公の直子(永野)が勤める会社に、カリスマヤンキーOLの蘭(広瀬)が中途採用されたことをきっかけに、全国のOLたちから狙われることになった直子の会社。そして地上最強OLの座をかけた、血で血を洗う抗争が繰り広げられていく…。

作品の完成報告を兼ねて“OLのイメージを著しく損ねたことを謝罪する”という今回のイベント。冒頭から永野が「映画とはいえ暴言を吐きつづけ、OLのイメージを大きく変えてしまったことをお詫びします」と深々と頭を下げると、他のキャストたちも続々と謝罪。川栄の「更衣室で喧嘩してロッカーをボコボコにして申し訳ありません」や遠藤の「とにかくこの姿をお詫びします」など、それぞれユニークな謝罪で笑いを誘う。

そんななか、劇中で“悪魔OL”の安藤朱里役を演じた菜々緒は「コーンロウをつけて毎日出社したことと、ロケ中に怒鳴り散らして週刊誌に撮られてしまったこと、“あんどうあかり”という名前だったのに、“しゅり”と読み間違えて役名を変えてしまったことをお詫びします」とまさかの告白を連発。すると広瀬は「この衣装でスタジオを歩いていると誰も目を合わせてくれなくて、たぶんそれ(週刊誌の影響)が大きいのかなと…」と苦笑いを浮かべた。

劇中でアクションシーンにも挑んだ永野は「この格好(特攻服)をしているみなさんに囲まれるだけで、逆に(OL姿の)自分が普通じゃないのかもという気がして、体力よりも精神力の戦いでした」と述懐。そして撮影中のおもしろかった出来事を訊かれると「バカリズムさんと階段ですれ違うシーンの撮影で、テストと違う台詞を突然本番でおっしゃるので、『まさかそう来るか…』と笑いそうになりました。でも心の中で笑うようにして、NG出さないようにがんばりました」と和気あいあいとした現場を振り返った。

そして最後にキャストを代表してマイクをとった永野。「“謝罪”というところから始めさせていただきましたが、映画は観ている方がとにかく笑顔になるようなコメディになっています。いろんな世代の方に楽しんでいただける作品を、この時期にお届けできることをうれしく思っております。楽しく観ていただけることが私たちの一番の願いですので、笑って観てください」と呼びかけていた。

取材・文/久保田 和馬

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