ディズニー&ピクサー最新作『あの夏のルカ』初出し映像を含む日本向け監督コメント動画が到着!
アカデミー賞長編アニメーション賞&作曲賞の2部門を受賞した『ソウルフル・ワールド』(20)のディズニー&ピクサーによる最新作『あの夏のルカ』。6月18日(金)よりディズニープラスにて独占配信される同作より、日本版ポスターと監督コメント動画が到着した。
本作は北イタリアの美しい港町ポルトロッソを舞台に“最高の夏”を描くサマー・ファンタジー・アドベンチャー。メガホンをとったエンリコ・カサローザ監督が、少年時代に実際に体験した自分自身が変わるきっかけとなった友情を描いている。
“人間の世界”に憧れる主人公のルカは、実は“海の世界”で暮らすシー・モンスター。彼らと港町の住民たちはお互いを得体の知れない存在として恐れている。しかし未知の世界への憧れと好奇心が抑えられなくなったルカは、シー・モンスターの親友アルベルトとともに禁断の地である人間界への冒険に出発する。
監督コメント動画はスタジオジブリ作品が大好きなカサローザ監督が、「コンニチハ JAPAN」と親日家らしく日本語を交えて挨拶する姿からスタート。そして「この映画が描いているのは、人生の試練に立ち向かい、夢を追う勇気を見出したすべての人の物語です」と本作に込められたメッセージが語られ、続く初出し映像ではどこか懐かしさを感じさせる外国の港町の風景とともにルカたちが抱える“秘密”が明かされる。
また、あわせて解禁されたのは水面を境にしっかりと地上と海中が隔てられたポスター。水上では海に体を浸しながら空を見上げるルカと彼を船の上から見つめる人間の少女ジュリアとジュリアの父マッシモの姿が。一方、水中ではルカの本来の姿と、アルベルトとルカの両親が彼を見守る様子が見てとれ、青空の下での一見のどかな光景ながら“分断”が象徴的に描かれたビジュアルに胸がざわめく。
“海の世界”と“人間の世界”は決して交わることはできないのか?ルカとアルベルトの運命は?ディズニー&ピクサーによる“ひと夏の奇跡”を期待して待ちたい。
文/足立美由紀