ヴィランの心情を歌でも表現!『クルエラ』柴咲コウが日本版エンドソングアーティストに決定
5月27日(木)から映画館で、5月28日(金)からディズニープラス プレミア アクセスで公開されるディズニーの実写映画『クルエラ』。エマ・ストーンを主演とする同作の日本版で、柴咲コウがエンドソングアーティストを務めることがわかった。
名作アニメーション『101匹わんちゃん』(61)に登場するディズニー史上最も悪名高きヴィランであるクルエラの誕生秘話となる本作。パンクムーブメントが吹き荒れる70年代のロンドンを舞台に、親を亡くしファッション・デザイナーになることを決意した少女エステラ(ストーン)が、伝説的カリスマデザイナーのバロネス(エマ・トンプソン)との出会いによって、ファッショナブルで破壊的かつ復讐心に満ちた“クルエラ”へと変貌していく姿を描く。
本国ではグラミー賞にノミネート経験を持つ英国人アーティストのフローレンス・アンド・ザ・マシーンが担当するエンドソング。日本版「コール・ミー・クルエラ」を担当することになった柴咲は、「この楽曲から、クルエラの持つ“自分に正直に生きる”“心の声に従う”“これが私である”という意志の強さ、表れを感じました」と、楽曲が持つメッセージ性についてコメント。
また「『クルエラ・デ・ビル 闇に染まる それが私』『美を支配する』というセリフパートの歌詞が好きです」そして「よりクルエラの強さを秘めている部分だと思います。それが過剰になりすぎないように、クルエラが自身を客観的に見据えているような雰囲気を大切にレコーディングしました」と、レコーティングにあたりクルエラの心情を吐露するセリフパートを特に意識したと語っている。
これまで抑え込んでいた本当の自分を解き放とうとするクルエラの葛藤も描かれる『クルエラ』。その後に待ち受けるクルエラのせつない運命とは?激しくも哀しいパンクロック・エンターテインメントの公開がますます楽しみになってきた。
文/足立美由紀