シャルレーヌ公妃、南アフリカで感染症にかかりF1グランプリ表彰式を欠席

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シャルレーヌ公妃、南アフリカで感染症にかかりF1グランプリ表彰式を欠席

モナコ公国のシャルレーヌ公妃が、感染症のため20日から23日まで行われたF1モナコグランプリを欠席した。モナコ王室の公式サイトで明らかにされたもの。

シャルレーヌ公妃は、密猟のため絶滅の危機にあるアフリカサイを守るための自然保護事業の一環で南アフリカに出向いていたが、モナコで行われるF1グランプリには出席する予定だった。しかし、「耳鼻咽喉科の感染症に罹患したため、移動を許可されなくなりました。あと数日は、南アフリカに滞在する必要があります」と南ア「People」が伝えており、大事には至っていないようだ。

西洋医学の科学者たちは効果に医学的根拠はないとしているが、サイの角は万病に効くと信じられていることから、中国やベトナムの闇市場で高値で取引されている。2008年から密猟が増加し、角を目的に何千頭ものアフリカサイが殺されているという。様々な取り組みによって2015年から密猟の数は減少しているが、現在も南アフリカでは22時間に1頭のサイが殺されていると言われている。


自然保護事業に関する様々な活動を支援したり、共同で慈善団体のパトロンを務めているシャルレーヌ公妃は、角を目的とした密猟を撲滅しサイの命を守るために、あらかじめサイの角を切り落とす活動を支援。自身の公式Instagramなどに、角を切り取られ目隠しをされたサイを抱きしめている写真などを投稿することで、サイが密猟によって絶滅の危機にあるという現実を世間に広めている。

こういった活動には、「ありがとうシャルレーヌ公妃」「ロイヤルの立場でこういう現実を世間に知らせてくれることは素晴らしい」といったコメントや、「素晴らしいけどシャルレーヌ公妃のショートボブバズカットが気になる…」といった声が。

昨年コロナ禍で中止となったF1モナコグランプリは、今年、72時間以内にPCR検査で陰性が証明された場合に限り、最大で7500名の観客を動員すると「The Sun」などが報じていたことから、欠席の報道を受けて、2年ぶりにシャルレーヌ公妃の登壇を期待していたファンらからは、「お大事に」「大事に至っていないようでよかった」といった声とともに、「シャルレーヌ公妃の姿が見られず残念です」といった落胆のコメントも寄せられている。

文/JUNKO

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